【北京=矢板明夫】12日付の中国広東省の有力紙、南方都市報が一面トップで、「空席の椅子と鶴」の写真を掲載したことが、中国国内のインターネットで話題になっている。空席の椅子は、10日にノルウェーの首都オスロで行われたノーベル平和賞の授賞式で、出席できなかった民主化活動家、劉暁波氏のために壇上に用意された椅子を連想させ、「鶴」は中国語で祝賀するの「賀」と同じ発音。このため、「劉氏の受賞を祝福しているのではないか」と推測されるからだ。 この写真は、広州市で開会式が行われたアジア・パラリンピック競技大会のリハーサル風景を撮影したもので、開会式の演出に登場する鶴5羽と、規制線を張るため置かれた空席の椅子3脚が写っている。しかし、写真としての美しさも迫力もあまりなく、パラリンピックを象徴する場面でもなく、一面写真として掲載する不自然さがあり、掲載直後からネットで「事前審査をする共産党宣伝部をうまくだま
新書体を使った案内標識のイメージ。特徴的なのは「越」で、中央と右の部分がはねているほか、部首も従来より滑らかになった従来の書体の案内標識。「越」に省略が目立つほか、「山」の下部を角張らせている 東日本、西日本、中日本の各高速道路会社(NEXCO)は、高速道路の案内標識に使ってきた独自の書体を、米アップルのiPad(アイパッド)などに採用されている市販のものに変えることを決めた。高速走行中でも見やすく、バランスが良いという。書体の変更は、1963年に国内初の高速が開通して以来、初めて。 新しい書体は、大日本スクリーン製造(京都市)の「ヒラギノ角ゴシック体 W5」。書籍や雑誌、テレビ番組のテロップなどに広く使われる。文字を構成する一画一画の間の空白の大きさが均等に見えるのが特徴だ。 3社は今年7月、新規開通や付け替えなどで標識を業者に発注する際に、今後はヒラギノを使うよう指示することを決
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