ノースカロライナ州シャーロット(CNN) 米共和党の大統領候補ドナルド・トランプ氏は18日、これまで貫いてきた「発言の撤回はしない、謝罪もしない」という信念を棚上げして、過去の発言を後悔していると語った。 トランプ氏は支持者を前に行った演説で事前に用意したコメントを読み上げ、自分は「間違ったこと」を言う時もあると述べた。同氏はこれまで過激な発言と攻撃的な姿勢で共和党の予備選を勝ち抜いてきたが、そのままでは本選で不利になると判断して、異例の遺憾表明に踏み切ったと思われる。 「論議が過熱して幾つもの問題について話す中で、適切な言葉を選ばなかったり、間違ったことを言ったりする時もある。私はそれをやった。そして信じようと信じまいと、それを後悔している。特に人に苦痛を与えたような場合について悔やんでいる」。そうトランプ氏は語り、「だが1つだけ約束できる。私は常に真実を話す」と付け加えた。 トランプ氏