亀井静香氏、政界引退へ=5日に表明【17衆院選】 亀井静香氏 亀井静香元金融担当相(80)=衆院広島6区=は10日公示される衆院選に出馬せず、政界を引退する意向を固めた。5日に地元の広島県尾道市で記者会見して正式に表明する。関係者が4日、明らかにした。 【図解】衆院選2017・ビジュアル解説 亀井氏は警察官僚を経て1979年の衆院選で、旧広島3区に自民党から出馬して初当選。13期務めた。94年には、自民、社会、新党さきがけ3党による「自社さ」連立政権の樹立へ一定の役割を果たした。村山内閣で運輸相を務めたほか、建設相、自民党政調会長などを歴任した。 小泉政権下で郵政民営化法案に反対し、2005年8月の衆院解散に伴い、法案に反対した綿貫民輔元衆院議長らとともに国民新党を結成。衆院選後に自民党を除名された。民主党政権では金融担当相も務めた。その後、国民新党を離党し、日本未来の党などを経て、無所属