中津川対岸から眺めた岩手公園の芝生広場。整備基本計画では、樹木を伐採して奥の石垣まで眺望を確保するとされた 岩手公園(盛岡城跡公園)に商業施設を整備する盛岡市の事業計画「岩手公園PFI」が、「市街地から城郭の眺望を確保する」とした盛岡城跡整備基本計画と整合性を図らないまま進められていたことが分かった。通常、事業計画は基本計画の下位に位置する。公園事務を所管する市公園みどり課で、相反する計画が同時進行していた。 岩手公園PFIは、民間資金活用による社会資本整備(PFI)の手法で、中津川に面した公園の芝生広場部分約1万1000平方メートルを開発する事業。東京の民間事業者が、ブランドショップなどの入った施設を建てる。 公園みどり課で2018年8月に具体的な検討が始まり、19年3月に事業者が決まった。 同課は13年3月、「適切に樹木を剪定(せんてい)し、周囲から城郭が認識できるよう眺望の保全を図る
21日投開票の参院選の秋田選挙区(改選数1)で自民党現職候補を応援するため、湯沢市出身の菅義偉官房長官が14日、公示後初めて秋田入りし県内4市を駆け巡った。首相の「懐刀」の官房長官が一選挙区に丸1日張り付くのは異例だ。 前日の13日には安倍晋三首相も県内で遊説した。自民陣営は「『絶対に負けるな』ということだ」と党本部の強い意志を感じ取る。野党統一候補の陣営は「候補者本人でなく、政府与党と戦っているようだ」と警戒を強める。 菅氏の遊説は湯沢市から始まった。「秋田は大接戦。私にとっても古里で負けるわけにいかない」と自民現職の中泉松司候補への支持を呼び掛けた。 史上最長となる官房長官の在職日数や総務相だった2007年に打ち出したふるさと納税に触れながら安倍政権の実績を強調した。 最前列で聞いた湯沢市の無職男性(70)は菅氏と小中学校の同級生。「国政選挙の期間中に湯沢に来たのは初めてかもしれない」
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く