「独り言をつぶやいてくれませんか? 『あー信号が青になったから渡ろう』 それで私は安心して信号を渡ることができます」 視覚に障害のある人のSNSへの投稿が、反響を呼んでいます。 あなたがあえて声にした“独り言”が、命を救うかもしれません。 恥ずかしがらずに少し勇気を出してみませんか。 (ネットワーク報道部記者 玉木香代子 馬渕安代 鈴木有 斉藤直哉) 冒頭の投稿をしたのは大阪市の浅井純子さん(47)。 30歳の時に角膜の病気にかかり、その後、両目を失明しました。 5年前からは盲導犬のヴィヴィッドと暮らしています。 ヴィヴィッドのサポートがあっても信号がある横断歩道を渡る際には不安を感じるのだといいます。 なぜでしょうか。 犬は、色を感じる目の細胞がヒトと比べて非常に少なく、信号の色を見分けるのが難しいのだといいます。 浅井さんは、横断歩道を渡るとき音の出る信号なら、それを聞いて、そうでない
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