従業員が1万人を超える大企業になると、若者の早期退職者はほとんどない。入社後3年たっても1%から2%にすぎない。中卒者の7割、高卒者の5割、大卒者の3割が3年以内に離職することを七・五・三現象などと言うが、大企業の離職率の低さを、皆なんとなくわかっている。 若者の数は減っているのに、大学生の数は増えている。1985年は185万人だったが、2010年には288万人になっている。いうまでもなく進学率が変わっているからだ。85年は26.5%。10年は54.4%である。今後も「中卒」ですぐに就職する若者は限りなく少なくなり、大卒の早期離職は増加していくだろう。 大企業の採用数は増えていないので「入り口」が狭くなるのは当然である。分数がわからない大学生などと揶揄(やゆ)されるが、エントリーシートを何百通書こうと、無理なものは無理である。「大卒」がかつての「高卒」「中卒」の職場にいくのは自然の成り
JR中央線の特急定期券の導入を目指して、県がJR東日本に働きかけを始めた。県は独自アンケートで、県内の高校生の多くが東京など首都圏の大学や専門学校に進学している実態を分析。JR側に潜在需要を提示している。背景には、不況などで部屋代を節約したいという「親の思い」があるようだ。 JR東日本八王子支社によると、現在、中央線に特急定期券はなく、特急券の回数券が値引きの役割を果たしている。首都圏への通学などで利用が見込まれる早朝の時間帯に上り線の特急が少ないことや、普通電車の定期券と特急回数券が併用できることから、「定期券を発売するほどの需要はない」と判断しているという。 だが、長引く不況などの影響で、「できれば部屋代を節約したい」という声は、県内の親の間で高まっている。そのため県は、現段階では表面化していない需要を調べようと、10月上旬、県庁職員全員にアンケートを実施。そのうち、大学生などの保
非常勤講師業。学生のゼミ発表を聞く。世の学生一般を嘆く意図はないので、いちおう改めて書いておくが、Eランク下位の大学である。 もはや見慣れてきた感のある漠然とした研究テーマ。 当然のごとく1冊だけの参考文献(ウェブサイトじゃないだけマシ)。 その本の「目次」をほぼ写しただけと見られるレジュメ。 自分の言葉での発表じゃない。読み上げ原稿があるようだ。しかし、実は原稿ではない。その本のコピーそのものである。自分で書いているわけではないので、見慣れない漢字が出てくると、そのつど詰まる。中学や高校の国語の時間を思い出した。 何せ本のあちこちを全文読み上げるのだから、どんどん時間は経っていく。予定時間を軽くオーバーして、このゼミ史上で最長の発表。終盤は大幅カットしているようだった。全て予定どおりに読んでいたら、たぶんゼミ時間が終わっていただろう。そして、結論部分は内容と無関係に自分の「感想」のみ。
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