本文 ○ 地震の規模について 今回の地震について、詳細に解析した結果、地震の規模(マグニチュード)を、8.8から、9.0とします。 外国の地震観測データを用い、本震による震源域の破壊の進行の様子(破壊過程)を調べたところ、 通常より複雑なかたちで3つの巨大な破壊が連続して発生していることが分かりました。 このため再解析した結果、地震の規模は、マグニチュード9.0であることが分かりました。 なお、今回のような複雑なかたちで破壊した地震は極めて希で、 1つめの巨大な破壊に相当する波形とは異なる通常見られない特殊な地震波形が認められ、 再調査したところ、これが2つめ、3つめの巨大な破壊に相当することが判明しました。 (注)ここで示す地震の規模は、CMT解析によるモーメントマグニチュード(Mw) ○ 余震活動の状況及び今後の見通しについて 余震は、岩手県沖から茨城県沖の長さ約500km、幅約200