<東大スタッフが計測、報告> 東京都奥多摩町で高濃度汚染地区が見つかるなど関東圏にも放射能汚染が確認される中、住民の関心を集めているのが除染だ。 とにかく、放射能を取り除き、きちんと管理しなければならないのだが、原発爆発によって、広範にばらまかれた放射能を完全に除去するには凄まじい費用と年数がかかる。そのため、政府方針は二転三転。当初、環境省は「国が除染をするのは年間5ミリシーベルト以上の地域に限定」という方針を打ち出したが、地元が猛反発。結局、細野豪志・原発担当大臣が「年間1ミリシーベルト以上の地域も国が除染をする」と方針変更をした経緯がある。 ことほどさように国は信用できないのだが、その中で、頼りになるのが児玉龍彦東大教授(東大アイソトープ総合センター長)だ。毎週のように福島に除染指導に行き、住民の質問に丁寧に答え、同時に、対応が遅すぎる政府を舌鋒鋭く切り捨てている。児玉教授の言
創薬ベンチャー「オンコセラピー・サイエンス」(本社・川崎市)は17日、治療薬のなかった、がんの一種「滑膜肉腫」に対する世界初の抗体薬の臨床試験(治験)を12月からフランスで始めると発表した。 抗体薬は、中村祐輔・東京大学教授らが開発した。滑膜肉腫は、太ももや膝などにできる悪性腫瘍で、主に10代~40代で発症する。中村教授は、ゲノム(全遺伝情報)解析技術を活用して、滑膜肉腫の患部に特異的なたんぱく質を発見。抗体薬は、このたんぱく質を狙い撃ちする抗体に放射性元素を結合させたもので、肉腫を放射線で攻撃する。 中村教授は現在、内閣官房医療イノベーション推進室長で、日本発の医薬品開発の旗振り役。当初、国内での治験を目指したが、補助金が得られずに断念。熱心な誘いがあったフランスで治験を行うことになった。
目次へ 公開: 2011年10月17日 / 最終更新日: 2011年12月22日 更新情報を Twitter で伝えます 放射線と原子力発電所事故についてのできるだけ短くてわかりやすくて正確な解説 これは、ミニ解説「被ばくによってガンで死亡するリスクについて」の付録である(このページを読む前に元のページをお読みください。できれば、解説の主要部分も読んでいただけるとありがたいです。このページは、ぼくの解説のなかで、もっとも「どうでもいい」部類だと思っています)。 内容はまったく本質的ではないのだが、日本における放射線リスクや対策についての情報伝達が如何に杜撰(ずさん)であるかの一つの典型例になると考え、ここに記録として残しておく。 正直なところ、未だに情報を正確に発信していない関係者には訂正していただきたいのだが、これまでの経緯を考えると(きわめて残念だが)その希望はかないそうにない。やれや
アサザ基金のホームページの「ホットニュース」に、「10月3日 『アサザと水質』についての見解を掲載しました。」とありました。リンクは下記です。以下「見解」と略します。 http://www.kasumigaura.net/asaza/01about/13faq/index2.html 「見解」には −−−−−−−−−− アサザプロジェクトでは、アサザを植生帯(多様な在来水草によって構成)の一員として捉え、湖本来の植生帯の再生を目指して取組んでいます。したがって、湖の水質改善効果についても、植生帯とそこに生息する動物や微生物等を含む生態系をトータルに考えて、その水質浄化効果を期待しております。それゆえ、アサザという一種類の水草による水質浄化を期待して実施しているものではありません。 −−−−−−−−−− とありました。 アサザ基金のホームページ(http://www.kasumigaura.
アサザ基金のホームページを久しぶりに見たら、 活動紹介>湖岸の自然再生 で、湖沼環境を専門とする私には不可解な主張が掲示されていました(9月2日現在)。 http://www.kasumigaura.net/asaza/03activity/01lake/01sizen/index.html 以下、「」がホームページにあった記載で、それに対して→でコメントしました。 「1.原則アサザ群落がもともと生育していた場所での再生を行なっており、湖全体の中で見れば、アサザが湖面を葉で被うとしても限定された地域になることから、もともと湖のほぼ全域に生育していた沈水植物群落の再生場所は十分に確保されています。」 →「もともと生育していた場所」というのは、いつの時点なのでしょう。アサザ基金が護岸工事や水位操作を自然破壊としているのであれば、それ以前のアサザの分布を示すべきですが、記録は残っていません。 「
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