「名古屋五輪」歌ったチェリッシュ、東京招致に期待幻の名古屋五輪イメージソングのレコードを持つ「チェリッシュ」の松崎好孝さん(左)と悦子さん=細川卓撮影 【原知恵子】「てんとう虫のサンバ」などのヒット曲で知られる愛知県出身のデュオ「チェリッシュ」の松崎好孝さん(63)、悦子さん(62)夫妻も、五輪開催地の決定に注目していた。 特集:2020夏季五輪招致 約30年前、名古屋が1988年夏季五輪の開催地に決まったときのために作られたイメージソング「風になれ〜私と私たち」を歌う予定で、レコードも出来上がっていた。 名古屋の落選を知ったのは、2人が曲を披露するはずだった久屋大通公園(名古屋市中区)のステージ近く。周囲がサーっと静かになったのを覚えている。その後、イメージソングをテレビで歌うことはなく、好孝さんは「名古屋五輪とともに、曲名通り風になりました」と冗談めかす。 今回の東京誘致について、2人