(C)2015吉田秋生・小学館/フジテレビジョン 小学館 東宝 ギャガ 本日6月9日、映画『海街diary』が地上波で放送されます。綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずという邦画界の(最強チーム的な意味で)アベンジャーズな女優陣が集結しており、かわいい4姉妹の生活をずっと観ているだけで幸せになれる、素晴らしい作品であることは言うまでもありません。 吉田秋生による原作マンガは、各エピソードがそれぞれ独立している“オムニバス”に近い作品でした。映画ではそれらを再構成およびアレンジすることで、映画としてのダイナミズムを感じられ、かつ「是枝裕和監督に実写映画化してもらってよかった!」と心から思える内容になっていました。どういったところに工夫があり、映画独自の魅力があるのか、以下より解説してみます。 ※以下からは映画『海街diary』本編の内容に少しだけ触れています。核心的なネタバレはありませんが
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