のんきに暮らしている人をからかって使う「極楽とんぼ」という言葉。しかし、このコンビ名をつけた2人の30年間は、決して「のんきな」ものではなかった。加藤浩次と山本圭壱によるお笑いコンビ「極楽とんぼ」は、数々の困難を乗り越え、一時はばらばらになりかけた2人を今なお結び続けている。現在、2人はどんな思いでこのコンビ名を背負っているのか。加藤さん、山本さん。極楽とんぼとは、なんですか?(取材・文:西澤千央/撮影:栃久保誠/編集=伊藤 駿(ノオト)/Yahoo!ニュース オリジナル RED Chair編集部、文中敬称略) 「気恥ずかしいけどね。面と向かって話すのは」加藤が照れたように言う。山本は笑いながら「すみません、赤のソファに赤の服で」。今の自分を示した服装で……という要望に、加藤浩次はスーツ、山本圭壱は真っ赤なシャツに真っ赤なスニーカーでやって来た。まず聞いてみる。「極楽とんぼとは、なんですか
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