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東北地方太平洋沖地震とイギリスに関するaegis09のブックマーク (2)

  • 「風が吹くとき」再読

    絶句した、わたしはこの老夫婦を笑えない。むしろ、いまの"わたし"そのものだ。 イギリスの片田舎が舞台、時代から取り残されたような老夫婦を描く。絵というよりグラフィック・ノベルやね。穏やかな二人の生活に、さいしょはジワジワと、次に割り込むよう、最後は全面的にのしかかってくる「核の恐怖」が、すべてを塗りつぶしてゆく。初読は二十ン年前、「さむがりやのサンタ」しか知らなかったわたしには、ほのぼの+おどろおどろのギャップが衝撃だった。 しかし、当時のわたしは、「フィクションというフィルター」を通じて受け止めたがる節があった。全面核戦争が勃発すれば、日曜大工の「シェルター」や、窓ガラスに白ペンキごときで防げるワケがない。それでも政府が発行するパンフレットを、一字一句、忠実に守ろうとする彼らに、一種ほほえましさを感じ、待ちかまえる運命を案じ、微笑しながら涙ぐんだ。 核戦争が「ラジオ」で告げられ、3分後

    「風が吹くとき」再読
  • 震災と英メディアに翻弄された友人

    イギリス時間3月11日の朝、僕は長い付き合いの友人、マークから携帯メールを受け取った。日で地震があったという。 その後の数日は、僕にとっては奇妙な日々が続いた。かつて僕がさまざまに報道してきた日という国が、突如として世界中のメディアの注目を一身に集めている。マークにとっても奇妙な感覚だったろう。自身がそのニュースに巻き込まれているのだから。 マークは僕よりも後に日にやって来て、東京で数年教師として働き、宮城県出身の女性と結婚した。そして今、震災によって彼の義母と義兄弟が行方不明になっている。現在はイギリスで暮らすマーク夫は、彼らの消息を必至になって探していた。 マークはイギリス外務省に連絡したが、彼の義母らはイギリス人ではないということで、在英日大使館に問い合わせるようにと言われた。日大使館は、イギリス外務省に尋ねるようにと言ってきた。 マークのは家族を行方不明者リストに載せ

    aegis09
    aegis09 2011/03/23
    日本だって、バラエティとか普通にやってるしねぇ…
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