麻生副総理兼財務大臣は、安倍政権の閣僚では初めてとなる海外訪問でミャンマーを訪れ、テイン・セイン大統領と会談し、500億円規模の新たな円借款を近く再開するなど、新政権としても、ミャンマーの経済発展を支援していく方針を明らかにしました。 麻生副総理兼財務大臣は、民間を中心にミャンマーとの経済交流を促進する団体の最高顧問も務めており、3日、首都ネピドーの大統領府でテイン・セイン大統領と会談しました。 この中で、テイン・セイン大統領は「ミャンマーに対して親しい関係を維持してきた人が副総理に就任したことに、大変心強く、力強い思いがする」と述べました。 これに対し、麻生副総理は「官民を挙げて、ミャンマーの改革を全力で支援したい」と述べました。そのうえで、ミャンマーの日本に対する延滞債務5000億円を今月中にいったん解消し、火力発電所の改修などに充てるため、26年ぶりに500億円規模の円借款を再開する