中学三年生の息子が、家で地理の勉強をしていて、「縄文杉」とか何とかブツブツ言っているので、勉強の邪魔をして、屋久島の話をする。 縄文杉の樹齢が7千〜8千年ということは教科書に書かれており、息子も知っている。しかし、なぜ、そんなに長く生き続けるかは、教科書に書かれておらず、息子もわからない。 また、屋久杉の定義も、教科書には書かれていない。 縄文杉=樹齢7千年とだけ子供に覚えさせても、それでは何にもならない。日本の教育って、つまらないなあ、上辺だけだなあと思わざるを得ない。 息子は、屋久島に生えている杉が屋久杉だと思っているので、そうではなく、屋久島にも一般の杉はたくさん生えていて、千年以上生き続けた杉だけを屋久杉と呼ぶのだと説明。 ではなぜ千年以上も生き続けるのかと息子に質問したら、雨がよく降るので土地が豊かになって長生きするのだろうと答える。雨が降らない→砂漠→植物が育たない、雨が降る→