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神話と11-書評に関するaegis09のブックマーク (2)

  • 「小説 出雲王朝挽歌」 三枝和子 | 雨漏り書斎

    著者は1929年(時実新子サンと同い年なんですね)、神戸生まれ。我が大学の大先輩です。 私が、その回し者と言われている(誰も言ってない?)風流堂サンは雲州松江の名店ですが、雲州つながりで 出雲市ご在住の畏友・維真尽サンや、やはり神戸ご出身で”出雲”に深い関心を抱いておられる素敵な美人奥様ハッチさんと知り合ったものですから、”出雲”の名を冠した書に反応、一気読みしてしまいました。 物語は、後に須佐乃男と呼ばれるようになる男が吉備の国(岡山)から山越えで、”八雲立つ出雲”の国に入るところから始まる。 来(木)次の郷長の娘・櫛稲田日女(くしいなだひめ)を八岐の大蛇(やまたのおろち)から救ったことから、この女をとし、この国に定住することになった須佐乃男は各地で問いを行い、大蛇退治の名声と相まって、次々と子供と勢力を増やしていく。 忌部(いむべ)の出湯で知り合った大草(さくさ)郷の大市日女との

    「小説 出雲王朝挽歌」 三枝和子 | 雨漏り書斎
  • 現代的な神話「カッサンドラ」

    もしも願いがかなうなら、透明人間になりたいと思ったことがある。 吐息を白バラに変えるとか、ちゃちなやつはご免だね。誰にも見とがめられず、あの娘やこのコの××なところを覗きたい――と妄想をたくましくしていたのだが、透明人間はモノを見ることができないと知った。光を像として結ばせるため、目の裏側の「闇」が必要なのに、肉体が透明なので、そこに光が入ってくる→見えないというわけ。 カッサンドラの場合は、予知能力を欲した。アポローン神の恋人になる代償として、予言の力を授かったのだが、ギリギリになって神を振ったのだ。袖にされた神は怒って、カッサンドラの予言をだれも信じないようにした。 裸を見れない透明人間と、誰にも信じてもらえない予言者と、どちらが不幸か? そりゃ透明人間だろうと思うかもしれないが、どんなに警告しても、だれも信じてくれないんだよ? 「その木馬を入れてはいけない、トロイアが滅ぶぞー」といく

    現代的な神話「カッサンドラ」
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