北海道大学(札幌市)の敷地内で大麻草を栽培したとして、北海道警は2日、札幌市北区、飲食店従業員小野寺晋容疑者(48)を大麻取締法違反の疑いで再逮捕したと発表した。小野寺容疑者は「敷地内に自生していた大麻草の種を使い、自分で吸うために育てた。昨年も育てた」と供述しているという。 札幌北署によると、小野寺容疑者は5月上旬~8月23日、北大敷地内の茂みの中で大麻草126本を栽培した疑いがある。幼い頃から北大付近に住み、よく出入りしていたため、土地勘があったという。 7月に大学関係者が大麻草を発見して通報。署員が8月23日、現場付近で大麻草を所持していた小野寺容疑者を同法違反容疑で現行犯逮捕した。