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夏ですな。つい先日、関東地方は梅雨明けしてしまいましたよ。その後、気温は連日30度を超え、体に悪いのでエアコン無しで過ごしたいのだが、全方向の窓開けたって風なんか入ってきやしない。 うだる。こんな熱風の中で、有用な記事を書くなどとんでもない話だ。何も考えられないや、暑くて。 たまには「役に立つことなど何も考えてない」記事を書いたっていいのではないか。“たまには”になってないかもしれないが。 ではせめて、今まさに夏なので夏らしい記事を書こう。夏といえば田舎、山、虫捕り、そして「スズメバチ」だ。これは気をつけねばならない。 (乙幡 啓子)
先週の土曜日、東京カルチャーカルチャーで行われたイベント、「クロスステッチナイト!」。私も以前取材させていただいた縁で、クロスステッチ作品をプレゼンすることとなった。 「作品」と言っても―さあどうしよう。このイベントは、クロスステッチ作家・大図まことさんの新刊記念でもある。彼はあらゆる新しい試みを、その新刊「HOP! STITCH! JUMP!」で行っているのだ。はっきり言って私がクロスステッチで本家に挑むなど、無謀なわけで。 するとどうだろう、“オノレのやれることを成せ・・・”天から光が降りてきたではないか。光・・・おお、光だ。光るクロスステッチを作れという思し召しだ! (text by 乙幡啓子) 今度もカメラに背を向けて 私は手芸全般好きなほうだが、浅く広く手を出しているだけで、ひとつの芸に精通しているわけではない。そうなれればなるに越したことはないのだけど、どうも、手芸を妙な方向に
最近になって「消しゴムはんこ」にはまった。消しゴムあるいは同じ材料のゴム板に、カッターナイフではんこ絵を刻む、アレ。 以前から、用もないのに「篆刻セット」を買って、ちまちま「乙」と彫ってみたりして微笑んでいたが、趣味としてはどうも続かず。ところが「消しゴム」で目覚めた。すばらしい素材、ゴム。ゴム最高。 どうにか、仕事にかこつけて消しゴムはんこを作りたく、今回の企画とあいなった。「私が消しゴムはんこを彫りたい!」そのための記事かもしれない。 (乙幡 啓子) これ、ライフワーク候補 はまるきっかけとなったのは、先月行われた、拙著「妄想工作」の書店でのイベント。サイン用に、当日特製のはんこを作ってみたのだ。そしたら意外といい出来だった。まあ題材はアレだけどな。
ほとんど毎週この欄で記事を書かせてもらって、もう5年以上にもなるが、ネタの案出はいまだにおおごとだ。どうにも何もネタが思いつかないときがあってほとほと嫌になる。この1週間が、まさにその状態でした。 こんなときは、優先順位は低いがずっとずっとやりたかったことを、コツコツと記事にするのがいいだろう。ずっとずっとやりたかったこと、それは、「プチプチのあの1個1個に色水を注入して絵を描く」ことだ。本当か。 (乙幡 啓子) 自分で言い出しといてびっくり 実は、ネタ出しに困るたびにWebマスター林氏が勧めてくるのが「いろいろな色の水を作る」企画。会議でネタが思いつかないとき、すぐさまその企画を勧めてくる林氏に、日頃は閉口していたのだ。まさか色水フィーチャーした記事を自然と書くことになるとは思わなかった。びっくりである。 どういうことかというと、このプチプチのクッション1つ1つに穴を開け、絵の具で色をつ
スルメについて調べていたときのこと。こんな記述を見つけた。 墨を吐く魚の群れ→墨群れ→スルメ だそうな。ふーん しかし墨を吐く魚をスルメというのならば、それはタコでもいいんじゃないか。調べてみると思った通り、かつてはタコもスルメと呼ばれていたことがあったのだとか。 ではなぜ今はスルメ=イカ、タコは無しよ、なのか。スルメの選択肢を広げるべく、ここらでもう一度タコをスルメの舞台に戻してみないか。 (安藤昌教) タコを求めて スルメといえば一般的にイカを干したものだ。タコではない。どこのお店でも「スルメをください」いうと干したイカを示される。一応スーパーを数件覗いてみたのだが、やはりタコのスルメは売られていなかった。予想はしていたがこれほどまでにタコ、忘れられているとは。改めてそれはひどい。 なぜタコのスルメは忘れられてしまったのか。自分で作ってみたらなにかわかるかもしれない。 ということで生の
なかなか買うタイミングのなかった「家具転倒防止ポール」 いさんで買ってきた。まさかあんな姿になろうとは。 地震国ニッポンに住むからには、日ごろから地震対策は念入りにしたいものだ。避難場所の確認、避難袋の準備、地震保険への加入、そして忘れてならないのは、家具の転倒を防止する処置を施すことだ。 家具の下に防振マットを敷き、食器棚の扉にフックをつけるのはもちろん、背の高い家具には突っ張りポールをかませよう。ところが。 この突っ張りポール、なんだか殺風景に見えてしょうがない。「地震対策なんだ、殺風景とか言わずまじめにやれ!」とおっしゃる向きもあろうが、地震の起きる瞬間よりも圧倒的に長い日常生活を、ポールむき出しで送るのも味気ない。何かおしゃれに隠す方法はないだろうか。 そうだ、あいつがいた。突っ張るならあいつに任せよう。 ―邪鬼に。 (乙幡 啓子) 邪鬼だけにジャッキということで 「邪鬼」といって
うちのパソコンが壊れたんですよ、っていう話をしていたときのことだった。僕の向かいの席に座っていた人が変なことを言った。 「洗えば直りますよ。」 はじめ何を言っているのかわからなかったのだけど、近くの席にいた別の人が話しに加わってきた。 「そうそう、ぱかっと開けてね、じゃぶじゃぶ洗っちゃう。そんで乾かしたら直るよ。」 え。パソコンってじゃぶじゃぶ洗っちゃていいんですか。僕の中では電化製品は防水加工されていない限り水に濡れたら壊れるというイメージがあった。というか実際そうじゃないのか。 「コーヒーとかジュースとか、糖分の含まれているものがかかると壊れます。だけど水なら洗って乾かせば問題ないですよ。」 まったく信じられない話だったのだが、その人達が二人ともパソコン関係の仕事をしていること、それからあたかも当然のことのように話すその口調から、僕も洗ってみようという気になってしまったのだ。 (安藤
東京は新宿区。西武新宿線で高田馬場から2駅目に、中井駅という物凄く地味な駅がある。 周辺には商店街や住宅地があるだけといった、どこにでもあるようなローカル駅なのだけれども、ここが今、なんだか凄いことになっているんです。 (木村 岳人) 中井駅プラットホームは山手通りの橋の下 中井駅がある場所は、西武新宿線が山手通りと交わるところ。 駅の上には山手通りが通る橋が架けられているのだが、現在、その橋の架け替え工事が行われている。
以前から思っていたのですが、地図ってどうして上から見た図なのでしょうか。google mapは航空写真を使って地図をリアルにしたかもしれないけど、そもそもランドマークになる建物を真上から見たことなんてないので、やっぱり迷う人は出てしまいます。 そこで思うのですが、地図は横から見たほうがいいはずです。目印になる建物の外観もわかるし、歩く道の高低差もわかりやすい。横の地図を作りましょう。 (荒原べんぞう) 横の地図への想い 地図は横のほうがいい、というアイデアはもう何年も前から持っていました。横なら横でそれなりに問題があるだろうというのも想像がつくのですが、しかし横の地図が全くないというのが問題で、上から見た地図と、横から見た地図と、両方あったほうが道の説明としては親切だと思うのです。 しかし、これを人に説明してもなかなかわかってもらえなくて、というか当然だけど人に言ったところで誰も作ってくれ
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