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萩原雅紀に関するakinichiのブックマーク (16)

  • 円筒分水とかっこいい水路 :: デイリーポータルZ

    1年ほど前に出会って一目惚れして以来、ずっと円筒分水のことが頭から離れませんでした(参考記事:「気になる堰、そして円筒分水へ」)。 調べてみると、円筒分水は全国に点在し、関東地方だけでもほかにいくつか存在するとのこと。 そう言われるとどうしても見てみたくなってしまうのが、ドボク好きの悲しい性。 手始めに、群馬県にある円筒分水を3基、まわってきました。 (萩原 雅紀) 円筒分水のおさらい 円筒分水とは水を公平に分配するための施設で、大正末期から昭和初期にかけて、日で誕生しました。 1の水路から単なる枝分かれで水を分配すると、流量の多いときと少ないときで分配する割合に差が出てしまいます。また、より上流で取水した方が多くの水を確保できるのは言うまでもないことで、そのため地域同士の激しい水争いが各地で起こりました。 そこで考案されたのが円筒分水。下から水を吹き上げる円形の池を造り、その外周へあ

  • 水圧鉄管が通る街 :: デイリーポータルZ

    山道をドライブしていると、斜面に沿って金属の太いパイプが上から下に延びているのを見かけることありませんか? それは水力発電所に水を送っているパイプで、高いところから水を一気に落とし、その勢いと圧力で水車を回して発電しています。したがって内部には強い圧力がかかるため、強度の高い鉄が使われていて、水圧鉄管と呼ばれます。 最近、この水圧鉄管の魅力に気がついてしまい、見かけるたびに写真を撮っていたのですが、山ではないふつうの街中をぶっとい鉄管が突き抜けている場所を見つけました。 かなりインパクトのある光景なので、ぜひ見てみてください。 (萩原 雅紀) 水圧鉄管がかっこいい 日にどのくらい水力発電所があるのかは分かりませんが、水圧鉄管はちょっと山道を走れば割と簡単に見つけることができます。山の斜面の途中から急に姿を現し、一直線に下って行く鉄管。のどかな光景の中に走る、あからさまに不自然な緊張感がた

  • ヘリウム吸って笛を吹く :: デイリーポータルZ

    パーティーグッズとして売っている、吸うと声が変わるガス。誰でも一度くらいは遊んだことがあるのではないでしょうか。 中身は主にヘリウムで、窒息しないように酸素も少し混ぜてあるのですが、通常の空気とヘリウムでは音の伝達速度が違うとか何とかいう理由で、吸い込んで喋ると甲高い変な声に聞こえます。 では、たとえばあのガスを吸って笛を吹いたら、どんな音になるのでしょうか。 我ながら小学生並みの発想だなーと思ってしまいましたが、気になるものは気になるので、実験してみました。 (萩原 雅紀) ガスと楽器を準備 まずはヘリウムガスを買いに東急ハンズへ出かけると、なんと、ヘリウムガスとリコーダーが同じフロアのすぐ近く同士で売られていました。ひょっとして、ハンズもこの実験をプッシュしているのでしょうか。 リコーダーだけだと実験がすぐに終わってしまい、記事もすぐに終わってしまうので、ほかに実験に使えそうな楽器とし

    akinichi
    akinichi 2009/05/21
    萩原さんがリコーダーに目覚めた
  • 24時間365日、中和される川 :: デイリーポータルZ

    群馬県を流れる利根川支流の吾川、そのさらに支流に湯川と名づけられた川があります。 この川は、有名な草津温泉をはじめ、白根山麓から湧き出る強酸性の温泉が大量に流れ込むため、昔から生物の棲めない「死の川」と言われていました。 しかし、「死の川」を「生の川」にするべく、湯川は現在、年中無休24時間営業で川の水が中和され続けているのです。 (萩原 雅紀) 中和の方法 強酸性の弊害は生物だけでなく、湯川が合流したあとの吾川は水道水や農業用水として利用できなかったり、金属やコンクリートを溶かしてしまうため橋脚や堤防が造れないなど、どうにも利用できない「リアル三途の川」状態でした。 そこで、酸性化最大の原因である湯川を中和することになったのですが、酸性を中性に持ってくるために採られた方法はアルカリ性のものを川に投入し続けるという、シンプルかつ剛胆な方法。 強いアルカリ性で、常に川に投入し続けられるほ

  • 車両基地のここがすごい :: デイリーポータルZ

    昨年「車両基地めぐり」という記事を書いたのですが、なんとその企画がになることになりました。それで、その後もたくさんの基地をめぐり、1年前よりは基地鑑賞スキルがついたので、僕が行った中からいろいろな基地を紹介しつつ、車両基地の魅力を語りたいと思います。 ものすごく細分化された鉄道趣味界にあって、車両基地を鑑賞するというジャンルは、刈り取られずに残った貴重な大木の芽だと思いますよ。 (萩原 雅紀) 線路の分岐がすごい 僕はそこそこ鉄道好きだと思いますが、車両というより、どちらかと言えば線路が好きです。とくに、複雑に分岐や合流をしているような線路を見かけると、軽く体温が上がったりします。

  • グッゲンハイム駐車場めぐり :: デイリーポータルZ

    螺旋状のスロープで上り下りする立体駐車場。ふだん何気なく利用しているけど、あのスパイラルが街中に突っ立っている様子は、まるでニューヨークのグッゲンハイム美術館のようで、よく考えるとすごく不思議な光景だと思います。 建築界の巨匠、F.L.ライトの代表作と比べるなんて怒られそうですが、この不思議な建物を「グッゲンハイム駐車場」と名づけ、思う存分めぐってみました。 (萩原 雅紀) 新宿のお馴染みグッゲン まずはもっとも身近なグッゲン物件を紹介します。 東京近郊に暮らしている方なら、いちどくらいは見たことあるのではないでしょうか。新宿五丁目の交差点にそびえる伊勢丹のグッゲン駐車場。

  • ダム穴を作ってみた :: デイリーポータルZ

    もうブームは過ぎてしまったかも知れませんが、一時期ネット上でかなりのインパクトを与えた「ダム穴」。 DPZいちのダム好き(だと思う)ライターとして、これは避けて通れない素材なんじゃないかと思っていました。 僕がやらずに誰がやるんだ。 勝手な使命感に駆られて、ダム穴と正面から向き合ってみました。 (萩原 雅紀) ダム穴の基礎知識 「ダム穴」というものを知らない、という方はまずここをクリックして、ダム穴画像を見てみてください。 湖の水面にとつぜん丸い穴がポッカリと口を開けている、という光景は得体の知れない恐怖感を呼び覚まし、この不気味な雰囲気が一時期かなり話題になりました。 これはダムの放流設備の一種で、正確には「グローリーホール」、日語だと「朝顔型洪水吐(あさがおがたこうずいばき)」と呼ばれています。貯水地が満タンのときにダムの上から水が溢れるのを防ぐため、この水位を越えた分だけがトンネル

  • たのしい肥薩線 :: デイリーポータルZ

    先日、ちょっと用事があって九州に行きました。まず鹿児島に行き、午前中で用事が済んだので、その日の宿がある博多に向かうことにしました。 できたばかりの九州新幹線に乗ることも考えたのですが、時間もあったのでどこか寄り道しようと時刻表を見ていたら、おもしろそうな列車を見つけたので乗ってみることに。 そして、それは当に楽しい特急列車と各駅停車でした。 (萩原 雅紀) 新幹線で50分のところを4時間かけて回り道 鹿児島中央駅から博多駅に向かうとき、九州新幹線に乗ればいまのところの終点である新八代駅までおよそ50分、新幹線がまだ工事中の新八代駅と博多駅の間は「リレーつばめ」という特急で1時間40分。合計して2時間半で移動できます。ふつうに「路線検索」したら、それ以外の選択肢は出てこないでしょう。 そこを新幹線を使わずに、ローカル線の特急と普通を乗り継いで、新八代まで4時間かけて向かうルートがあるので

  • 東京ぶっつり道路めぐり :: デイリーポータルZ

    地図を眺めていて不自然な場所を見つけると、どうしてもそこに行ってみたくなります。中でも最近気になっているのは、そこそこ太い道路が突然ぶっつりと途切れてしまっている場所。 もともとそこまでの予定だったのか、計画の途中で工事が凍結なのか理由は定かではありませんが、動脈から毛細血管に分かれるように、立派な幹線道路が細い生活道路に行き当たってしまうポイントがあります。 今回は、以前から気になっていた都内のぶっつり道路3カ所をめぐってきました。 (萩原 雅紀) ぶっつり道路とは そこそこ太い道が突然終わっている場所というのは、例えばT字路などであちこちにあると思います。しかし、ここで「ぶっつり道路」と呼ぶのは、 終点が特に大きな交差点ではなく、急激に細い道になっていたり一方通行の出口だったり、明らかに身分不相応な道としか接続していない 正面に建物があってとてもその先の建設工事をするようには思えない

  • アクアラインのトンネル見学 :: デイリーポータルZ

    ドボク好きの皆さん、お待たせしました!さあ、いよいよ今年のDPZドボク大好き部門の始まりですよ! 東京湾を横断して川崎と木更津を直結する「東京湾アクアライン」は、総延長およそ15kmのうち3分の2が海底トンネル、そして3分の1が橋で構成されています。以前から気になっていたのは、10km近くもあるトンネル内でもし事故が起こったりした場合、避難経路はどうなっているのか、ということ。 まさか非常口を開けたら海水がドバー、なんてことはないと思いますが、アクアラインのトンネルの非常口の先が知りたいと思っていたところ、ちょうど見学会が行なわれるというので、参加させてもらってきました。 (萩原 雅紀) 海ほたるへ 海ほたるは東京湾の真ん中に造られた人工島で、アクアラインがちょうどトンネルを出て橋に移る場所にあるパーキングエリアです。 今回はここで行なわれるイベントの一環として、トンネル内の避難通路の見学

  • 武蔵野線トライアングルめぐり :: デイリーポータルZ

    メリークリスマス!さて、今回のテーマは東京の外側をぐるりとまわる武蔵野線です。 武蔵野線は、もともと都心を通過する貨物列車のバイパス線として計画されたため、同じJRの路線と交差するところに、お互いの線路を行き来するための渡り線が接続されています。 特に東北線と交差する浦和、常磐線と交差する松戸、京葉線にぶつかる船橋付近には、地図でみると大きな線路のトライアングルが形成されています。 うっかりあのトライアングルの中に入ると行方不明になってしまう、なんて噂はまったくないのですが、中はどうなっているのか、分岐点はどんな景色なのか、3カ所のトライアングルをめぐってきました。 (萩原 雅紀)

  • 東京大学で講演してきた :: デイリーポータルZ

    はじめにお断りしておくと、今回は非常に個人的な内容で、しかも話のいきさつや中身がところどころ意味不明だと思います。なにしろ、自分でもいまだに理解できていないので。すみません。 僕はダムを見てまわるのが趣味で、ヒマがあれば全国あちこちのダムに出かけているのですが、今回「ダム工学会」というところからシンポジウムでの講演を依頼されました。 ダムの話を人前ですることが最近多くなってきたので、あまり深く考えずにOKしたのですが、会場が「東京大学」とのこと。 東京大学で、講演ですかー。え、東京大学って、あのと、と、東大!? (萩原 雅紀) 馬鹿からみた東大 東京大学郷キャンパスに近い丸ノ内線の郷三丁目駅に降り立つと、巨大な赤い門に出迎えられました。 丸の内線の路線カラーが赤というのもあると思いますが、門型なのはやはり東大の赤門をイメージしているのではないでしょうか。のっけから背筋に緊張感を強いられ

    akinichi
    akinichi 2008/12/12
    講演内容には興味がある→「このダムにひとこと言いたい」
  • ボールペンに翼をつけて飛ばしたい :: デイリーポータルZ

    先が尖ってて、断面が丸くて、そして細長いボールペンのフォルム。これって飛行機の胴体みたいだと思いませんか? いや、見れば見るほど飛行機の胴体そのものだと言ってもいいでしょう。 ボールペンだって、こんな形に生まれたからにはノートの上を走る日常から脱して、たまには翼をつけて空気を切り裂き、大空に舞い上がってみたいと思うこともあると思います。 というわけで、文房具の気持ちを勝手に妄想し、お節介にも飛行機に変身させて、飛ばしてあげることにしました。 (萩原 雅紀) 材料の特性よりリアリティ重視 手軽に作れる飛行機といえば、紙飛行機や割りばし飛行機がポピュラーですよね。加工が容易な紙、軽量で強度のある割りばしと、どちらも材質的には飛行機作りに適しているように思います。 でも、リアリティという点で実際の飛行機と比べてみると、紙飛行機はあまりに非現実的だし、割りばしだって「細い棒状」という共通点以外は、

  • 武蔵水路を歩く :: デイリーポータルZ

    皆さん、武蔵水路をご存知ですか? 武蔵水路は、利根川の水を引き入れて荒川に流している人工水路です。東京の水道は約半分を利根川に依存していて、そのうちの大部分はこの武蔵水路を通って荒川に運ばれ、そこから浄水場を経由して各家庭に送られています。 そんな、東京の水道の命綱とも言える武蔵水路を、入口から出口までじっくり見学してきました。その見学記録と併せて、「わたしたちの水はどこからくるのか」という、小学校4年生の社会科のおさらいをしたいと思います。 (萩原 雅紀) あこがれのダムと武蔵水路 もう25年も前のことなので記憶が曖昧ですが、小学校の3年から4年に上がると、それまでは自分の住む街の周辺がテーマだった社会科の授業の範囲が、一気に自治体とその周辺の地域にまで広がりました。 そのときに僕がとても興味を持ったのは、自分たちの使っている水道がどこから来ているのか、を解説したページ。 僕が生まれ育っ

  • 関越トンネル防災訓練 :: デイリーポータルZ

    東京と新潟を結ぶ関越自動車道でいちばんの難所となる谷川岳を貫く関越トンネルは、全長約11kmで道路のトンネルとしては日一の長さです。 それだけの長大トンネルとなれば、もし内部で事故が起きてしまうと大惨事にもなりかねません。そこで毎年、トンネル内部での事故を想定した防災訓練が行われているのですが、今回は10年ぶりにトンネル線を通行止めにした大がかりな訓練が行われました。 その緊迫した現場の模様を、高速道路好きの視点からレポートします。 (萩原 雅紀)

  • ごはんに合うフレンチ調べ :: デイリーポータルZ

    ふだん、にはほとんどこだわりなどないのですが、年に一度くらいはフランス料理のお店を予約して、ちょっと贅沢な事に行くことがあります。 美しく彩られた前菜、スープを味わって、いよいよメインの料理を口に運んだとき、あまりの美味しさにいつも思うことがあります。 「あー、白いごはんがほしい。」 比較的濃い味つけの多いフレンチのメイン料理なら、パンだけでなく、きっと白いごはんにもぴったり合うのではないかと思うのです。 でも、そんなお店で「ごはんください」と言うわけにはいかないので、自分で試してみることにしました。 (萩原 雅紀) 誰がフレンチを作るのか さて「自分で試す」と言っても、僕にはフレンチなんて作れるわけがありません。そこで協力をお願いしたのが、僕の妹の夫、つまり義弟で、とある有名なイタリア料理店で料理人として働く早川くん。ちなみに妹も中華や和やモロッコ料理(!)などのお店を転々とする料

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