ヨコトリ、今回の第二会場である新港ピアへ。 新港ピアの入口にもこれがある。 森村泰昌が唱える”華氏451の芸術”、”・・・忘却の海が”、というこれが。 展示場へ入ると、すぐ目の前にこれがある。 やなぎみわの作品。ステージ・トレーラー、移動舞台車である。 こういうものである。 移動舞台車というもの、台湾独自のものだそうだ。やなぎみわ、中上健次の『日輪の翼』の舞台としてこの移動舞台車を作ったようだ。舞台車は台湾へ特注した、という。 車両寸法は、全長9.5m、全幅2.5m、高さ3.6m。広げた舞台は、幅5.2m、奥行7.4m。 京都造形大(やなぎみわは、ここの教授でもある)や東北芸術工科大学、国立台北藝術大学ばかりじゃなく、幾つもの企業や団体が協力している。 舞台の下。 幕の中には、トレーラーの大きな車輪があるのだろう。 それに近寄る。 華やかに彩られた山々が連なっている。 上の方には龍がいる。