相貌失認には自分の顔が分からない程の深刻な人から、比較的軽症で日常生活を送れる人まで様々な人がいます。 重篤でない人は相貌失認とは言えないとかの線引きをせずに、「全ての人は自分より顔の覚えが悪い可能性がある」と考えてください。 足が速い人から遅い人まで非常に幅があるのと同じです。 以上、色々とリクエストをしてしまいましたが、このような配慮があるだけで、常に人間関係に不安や生きづらさを感じる相貌失認の人がどれだけ救われることでしょう。 有病率2%というのはマイノリティではありますが少ない数字ではありません。 50人に1人の人にも是非ちょっとした思いやりの心をお願いします。 相貌失認の人の顔の見え方 普通の人で、三毛猫と黒猫の区別をするのは誰でも容易だと思いますが、似たような黒猫が2匹いたらどうでしょう。飼い主のように毎日接している人以外では、すぐには見分けはつかないのではないでしょうか。 相