日産自動車のゴーン元会長が経営トップを務めていた自動車メーカー、ルノーの資金を流用して利益を受けていたなどとする疑惑をめぐり、フランスの司法当局は、捜査を担当する予審判事らが関係者の事情聴取を行うため2日、東京に到着したことを明らかにしました。 日産自動車のカルロス・ゴーン元会長をめぐっては、経営トップを務めていたルノーの内部調査で、中東オマーンの販売代理店への不透明な支払いに関与したとする疑惑などが指摘されていて、フランスの司法当局は重大な事件で裁判を開くかどうか審査する「予審手続き」を進めています。 フランスメディアはゴーン元会長は否定していると伝えていますが、不透明な支払いによって元会長などが受け取った額は1500万ユーロ、日本円で21億円余りに上ると報じています。 この疑惑に関連してフランスの司法当局は3日、NHKの取材に対し、捜査を担当する予審判事らが関係者の事情聴取を行うため2
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