ウクライナ南部で決壊したカホフカダムについて、ノルウェーの研究所が爆発があったことを裏付ける揺れを観測していたと発表しました。 ヨーロッパの地震などを監視しているノルウェーの研究所は、ダムが決壊した6日午前2時54分に研究所から620キロ離れた観測地点でマグニチュード1から2の地震の揺れを観測したことを明らかにしました。 地震の揺れはカホフカダム決壊の時間と一致していて、この研究所は地下核実験や地震現象を監視していて「地震信号は爆発があったことを示している」と結論付けています。 ただ、どのような爆発物が使われたのかは分かっていません。 ダムの決壊を巡ってはウクライナとロシア双方が互いを非難しているのに加え、自然に崩壊した可能性も指摘されています。 画像:NORSARのHPより