7月1日、VAIO株式会社が発足しました。 もちろんこれは、かの偉大なる大SONYからのスピンオフ部隊で、その数、わずか240名。 ソニーのパソコン事業部はもともと1100人体制だったということですから、もの凄いシェイプアップが行われたことになります。 新会社のドメイン、その名もvaio.comでは、類を見ない勇ましい文句が踊っています。 これを見て、あなたは何を感じたでしょうか。 筆者ははっきりと、「ワクワクする」と思いました。 構成員の75%を切り捨てるという大胆な決断、普通であればリストラは後ろ向きに捉えられがちです。 しかし敢えて「大メーカー」の看板を外し、襟を正し、「小さなメーカーになった」と自覚した組織は、強い。 なにしろもともと優秀な人たちしか採用されない会社です。 その中からさらに生え抜きの25%の人材に絞り込み、彼らが自分たちの立ち位置をハッキリと「小さなメーカー」