わすれもの、うせものがたえない毎日を送る忘却散人(飯倉洋一)のブログです。2008年3月スタート。日本近世文学。 軽い読み物として、推敲もなしに書いていますので、学術論文などへの引用はお控えください(どうしてもという場合は、事前にコメント欄にでもご連絡下さい)。エッセイなどでの引用やSNSなどでのリンクはご自由にどうぞ。 週末の関西学院大学での俳文学会は、土曜日だけ顔を出した。日曜日には柿衞文庫の芭蕉展に、学会員が大挙して訪れたよしである。学会では柿衞文庫学芸員の根来さんの新出芭蕉書簡についての発表もあったから、より親しく芭蕉真蹟に触れられたのではないかと思う。 ところで学会で、大垣の奥の細道結びの地記念館の大木さんにご挨拶された。次の学会は大垣だそうで、それもあっておみえだったのかしらん。12月のことをよろしく、などと念を押されてしまった。身の程もわきまえず、芭蕉がらみで話をすることにな