わすれもの、うせものがたえない毎日を送る忘却散人(飯倉洋一)のブログです。2008年3月スタート。日本近世文学。 軽い読み物として、推敲もなしに書いていますので、学術論文などへの引用はお控えください(どうしてもという場合は、事前にコメント欄にでもご連絡下さい)。エッセイなどでの引用やSNSなどでのリンクはご自由にどうぞ。 2014年3月に名古屋大学で行われた公開シンポジウム「文学部の逆襲」が、ブックレットとなって登場した。 塩村耕編『文学部の逆襲』(風媒社、2015年3月、800円)。これ、どうか書店に平積みで置いてほしい。 1 人文学の活性化のために考えておくべきこと 多田一臣 2 サンスクリット古典学からの提案 和田壽弘 3 「廃墟」としての人文学 木俣元一 いずれも、「文学部」の意味を根源的に考えたものであり、しかも面白い。文学部の学問は、メタ学問的なところがある。つまり「学ぶとは何