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怪異に関するarcade00fire01のブックマーク (1)

  • 酒呑童子とは何者か・・・【山椒読書論(81)】 « 榎戸誠の情熱的読書のすすめ

    ・ 東京・六木のサントリー美術館は、入館してから出てくるまで、それこそ非日常の世界であった。室町時代から江戸時代初期にかけて大流行した短い絵物語・「お伽(とぎ)草子」展でのことである。 「浦島太郎」「一寸法師」「鉢かづき」「物くさ太郎」など、幼い頃、夢中になって読み耽った講談社の絵の懐かしい世界が、胸いっぱいに甦ってきた。 展示されている絵巻や絵はいずれも興味深かったが、私の心を鷲掴みにしたのは「酒呑童子(しゅてんどうじ)」の絵巻であった。とりわけ、源頼光(らいこう=よりみつ)一党に大量の酒を呑まされ、刎ねられた酒呑童子の首が、凄まじい鬼の形相で頼光の兜にがっしとらいつくシーンは圧巻であった。 酒呑童子の世界にもう少し浸りたくて、『酒呑童子異聞』(佐竹昭広著、岩波書店・同時代ライブラリー。出版元品切れだが、amazonなどで入手可能)を繙いてみた。 酒呑童子の物語は、大勢の鬼を配

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