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書評と漢籍に関するarcade00fire01のブックマーク (2)

  • 「五経」入門でも「六経」 - Cask Strength

    五経入門―中国古典の世界 (研文選書) 作者: 野間文史出版社/メーカー: 研文出版発売日: 2014/03/20メディア: 単行この商品を含むブログ (2件) を見る twitterでフォローしている方の情報で刊行を知りました。まだ1/3も読み通していないのですが、わかりやすさを旨とした記述でして、また、章末の参考文献一覧は「テキスト」「翻訳書」「概説書」「専門書」に分類して詳しく紹介しており、一歩先の勉強に踏み出す気分に誘う優れた入門書だと感じました。 ただ、不思議なのは(ツイートもしましたけど)57頁の記述でして、 ・・・書『中国古典の世界』が伝承文献としての『易』の概説書でもあるということもあって、「帛書易経」についてはほとんど言及しない。 「中国古典の世界」は書の副題です。しかし、この書きぶりからすると、刊行直前まで「中国古典の世界」こそが書の主題であって、何らかの理由で

    「五経」入門でも「六経」 - Cask Strength
  • 『経典釈文』の新標点本

    『経典釈文』は南朝の経学(『老子』『荘子』を含む)を知る上で不可欠の文献であり、その意義は今さら言うまでもありません。 『経典釈文』の流布には、徐乾学(1631-1694)の「通志堂経解」と、盧文弨(1717-1796)の「抱経堂」の二種があります。両者とも、宋を影写した、明末の葉林宗のに基づくそうです。このうち、前者の「通志堂経解」がより広く読まれています。 中華書局ではその「通志堂経解」を影印して、さらに黄焯(1902-1984、字は耀先、黄侃の甥)という学者の校勘記をあわせて出版しています。現状では、黄焯の校勘記を参照しつつ「通志堂経解」を利用するのが最も便利だと思います。 『經典釋文』中華書局、1983年。 黄焯彙校『經典釋文彙校』中華書局、1980年。 黄焯、鄭仁甲編『經典釋文索引』中華書局、1997年。 なお『経典釈文』の体例を示し先行の注釈を総括した「序録」部

    『経典釈文』の新標点本
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