現代日本では、「いい年をして童貞な男は一人前ではない」、「いい年して独身だと何か人格的に欠陥があるんじゃないかと思われる」という考え方が一部には存在したようです。近年は性愛関係に消極的な「草食系男子」やら非婚化進行やらが話題になる世相ですが(いや、だからこそでしょうか)、やはりそうしたフレーズは時に耳にします。子孫を残さなければ次世代の社会存続に問題が生じるという深刻な懸念からなんでしょうが、余計なお世話とも思います。法や人倫に反し周囲に実害をもたらす場合でない限り、性愛関係といったプライベートの極みに外部が口を出すのは好ましくないように思われます。相手や子供のいるいないには、個人のやむにやまれぬ事情が介在している場合も多々あるのでしょうし。次の世代を残す人が評価されるべきは無論でしょうが、残さない人も別の形で社会貢献すればよいのではないかと考えます。 ところで、歴史を振り返ると徳川初期の
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