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ブックマーク / ouix.hatenablog.com (4)

  • 手鑑「毫戦」 - ときかぬ記

    2015-04-17 手鑑「毫戦」 現在、東博館第3室に手鑑「毫戦」(東博蔵)が展示されています(2015年5月17日まで)。この手鑑について私はほとんど知らなかったのですが、有名な古筆切が多く、興味深く拝見しました。しかし、キャプションではこの手鑑について 品は全体的に、貼付された古筆切の質が高く、名筆を多く含み、状態も良好である。 とほとんど中身がありません。また詳しく書かれた文献も見つけることができませんでした。とりあえず色々検索してみた結果おぼろげにわかったことは次の通りです。収録断簡の配列についてはC0093972 古筆手鑑_毫戦 - 東京国立博物館 画像検索から、表は聖武天皇の大聖武、光明皇后の蝶鳥下絵経切に始まり、また裏は聖徳太子の太秦類切から始まることが分かります。収録枚数は、収蔵品の整備と次代への継承 - 国立文化財機構に 「古筆手鑑 毫戦帖」(書跡)は、奈良時代から

    手鑑「毫戦」 - ときかぬ記
  • 東京でも古写経が展示されています - ときかぬ記

    2015-02-27 東京でも古写経が展示されています 古写経が展示されています - 正倉院文書研究会「正倉院文書研究会」で、京都国立博物館と奈良国立博物館での古写経展示が紹介されています。いいもん出てるなあと羨ましい限りですが、東京国立博物館も負けず劣らずの古写経展示があります。特にちょうど今の期間(3月8日まで)は館だけでなく法隆寺宝物館でも見れるので充実してますよ。というわけで、現在展示中の作品をご紹介。 館 1室 東京国立博物館 - 展示 日美術(館) 仏教の興隆―飛鳥・奈良 作品リスト 2015年2月24日(火) ~ 2015年4月5日(日) 称讃浄土仏摂受経 1巻|奈良時代・8世紀|B-1158 また以下にも画像あります C0056692 称讃浄土経 - 東京国立博物館 画像検索 東京国立博物館 - 【1089ブログ】国宝 賢愚経残巻(大聖武)公開期間も残りわずか!

    東京でも古写経が展示されています - ときかぬ記
  • 翰墨城の見どころ - ときかぬ記

    2014-09-22 翰墨城の見どころ 根津美術館で開催中の「名画を切り、名器を継ぐ 美術にみる愛蔵のかたち」展に、10月15日(水)から国宝手鑑「翰墨城」が展示される予定です。非常に楽しみなのですが、手鑑の展示は手鑑自体の説明はあるものの、各断簡についての詳しい説明は省かれがちなので、十分満喫できないという経験を幾度かしました。この「翰墨城」も去年の「和様の書」展で拝見したばかりですが、よくわからず、勉強しておくべきだったなあと思った記憶があります。というわけで、今回は予習をしました。ただ「翰墨城」は複製や図版の類が、この1点しか出版されていないようです。翰墨城 : 国宝手鑑 (中央公論社): 1979|書誌詳細|国立国会図書館サーチそこら辺の図書館に置いてあるようなではないので、複製を見るにも一苦労。某図書館まで遠出して、3時間ばかりパラパラとめくっただけ*1ですので、以下の紹介

  • 高野切の書写スタイルと連綿について - ouix's diary

    2014-06-29 高野切と連綿 【たのしい組版】「明朝体:仮名篇」メイド・イン・ジャパンの仮名文字デザイン | 読みやすさの科学 | NEXT TO NORMALブックデザイナーで編集者の長田年伸さんが書かれた文章で、なかなかおもしろい記事なのですが、高野切と連綿について変なことを言っているので指摘しておきます。なお話の関係上、リンク先に掲載されている高野切の画像(巻一断簡、遠山記念館蔵)を翻刻しました。この断簡は2首の歌が書かれています。一つは 詞書:ゆきのふりけるをよめる(雪の降りけるを詠める) 作者:貫之(紀貫之) 歌:かすみたちこのめもはるのゆきふれははなゝきさともはなそちりける(霞たち木の芽もはるの雪降れば花なき里も花ぞ散りける) もう一つは 詞書:はるのはしめによめる(春の初めに詠める) 作者:ふちはらのことなほ(藤原言直) 歌:はるやときはなやおそきときゝわかむうくひすた

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