2015-04-17 手鑑「毫戦」 現在、東博本館第3室に手鑑「毫戦」(東博蔵)が展示されています(2015年5月17日まで)。この手鑑について私はほとんど知らなかったのですが、有名な古筆切が多く、興味深く拝見しました。しかし、キャプションではこの手鑑について 本品は全体的に、貼付された古筆切の質が高く、名筆を多く含み、状態も良好である。 とほとんど中身がありません。また詳しく書かれた文献も見つけることができませんでした。とりあえず色々検索してみた結果おぼろげにわかったことは次の通りです。収録断簡の配列についてはC0093972 古筆手鑑_毫戦 - 東京国立博物館 画像検索から、表は聖武天皇の大聖武、光明皇后の蝶鳥下絵経切に始まり、また裏は聖徳太子の太秦類切から始まることが分かります。収録枚数は、収蔵品の整備と次代への継承 - 国立文化財機構に 「古筆手鑑 毫戦帖」(書跡)は、奈良時代から