カメルーンの大統領選を前に、現職ポール・ビヤ大統領の選挙ポスターが掲示された同国の英語圏、南西州の州都ブエアの広場をパトロールする警察官ら(2018年10月1日撮影)。(c)MARCO LONGARI / AFP 【10月7日 AFP】7日に大統領選の投票が行われるカメルーンの南西(Southwest)州の州都ブエア(Buea)で5日、治安部隊と英語圏の分離独立派が衝突し、銃撃戦で分離独立派の3人が死亡した。治安部隊筋が6日、明らかにした。 同国では4日にも、北西(Northwest)州の州都バメンダ(Bamenda)で、英語話者の聖職者が兵士に殺害される事件が起きている。バメンダの大司教らの声明によると、この聖職者はミサの後、教会の目の前で殺害された。 仏語話者が多数派を占めるカメルーンでは、英語圏の南西州と北西州の分離独立を目指す動きがあり、1年前に分離独立派が蜂起した。独立系シンクタ