自動車に搭載されている距離測定用のカメラが、立体的に見える特殊な画像で「錯覚」を起こす可能性のあることが横浜国立大の研究で分かった。悪用されると衝突事故につながる恐れがあり、自動運転車などの新たなリスクとして対策を考える必要がありそうだ。 一部の自動車が搭載している衝突防止システムは、左右に離れた2台のカメラで前方を撮影し、方向が異なる2つの画像を取得。それぞれの特徴を突き合わせることで対象物との距離を求め、前方車両の急停止や歩行者の飛び出しなどを検知している。 研究チームは、本来は平面なのに、見方によってへこんで見える「ステレオグラム(立体画)」という画像に着目。カメラで画像までの距離を求めると、実際より遠い位置にあると誤って認識されることを確認した。ふくらんで見える画像は、手前にあると勘違いした。使用したカメラは衝突防止システムのカメラと基本的に同じ原理で、実際の自動車でも距離を誤って
茨城県警は23日、会員制交流サイト(SNS)で知り合った県内の少女(16)を約2カ月間自宅に連れ込んだとして、未成年者誘拐の疑いで、栃木県矢板市鹿島町、園芸業手伝い小野田晃浩容疑者(33)を逮捕した。 茨城県警によると、小野田容疑者は、家出願望のあった少女にSNSで指示して「家出する」との趣旨の書き置きを家族宛てに残させていた。 逮捕容疑は2月10日午前10時ごろ、当時、高校生だった少女を家出するようSNSで誘い出し、連れ去った疑い。 連絡が取れなくなった少女の母親が2月13日、茨城県警に行方不明者届を提出。少女は友人とSNSでやりとりを続けていた。県警が分析するなどした結果、小野田容疑者宅にいる疑いが強まり、捜査員らが今月18日に少女を発見、保護した。
熊本地震で避難してきた親類の少女にわいせつな行為をしたとして、強制わいせつ罪に問われた福岡県内の男に対し、福岡地裁は23日、懲役2年6月、執行猶予4年(求刑・懲役2年6月)の判決を言い渡した。 岩田淳之裁判官は「屈辱的で悪質な犯行」と述べた。 判決によると、男は2016年4月16日深夜から翌17日未明までの間、男の自宅で寝ていた当時10代前半の少女の体を触るなどした。地裁は被害者の特定を避けるため、男の名前などを法廷で明らかにせずに審理した。 同16日は、最大震度7を観測した熊本地震の「本震」が起きた日で、少女は家族とともに男の自宅に避難した。検察側によると、少女が被害を申し出たのは約1年後で、少女は「自分だけでなく家族も追い出されると思い、言い出せなかった」と話し、ショックを受けて精神科に通院しているという。
NTTグループは23日、漫画雑誌などを無料で読める三つの「海賊版サイト」について、接続遮断(サイトブロッキング)を実施すると発表した。海賊版サイトによる著作権侵害の急増を受け、政府が13日、インターネット接続事業者に事実上、遮断を要請したことを踏まえた。事業者で遮断を表明したのはNTTが初めて。 接続遮断は一般的に利用者の通信をチェックすることが必須で、憲法が保障する「通信の秘密」を侵害する恐れがあるとの指摘が専門家などから出ている。 グループ内のNTTコミュニケーションズ、NTTドコモ、NTTぷららは準備が整い次第、政府が名指しした「漫画村」など3サイトに利用者が接続しようとしても強制的に遮断する。ただ23日現在、3サイトともコンテンツは見られなくなっており、運営者側が閉鎖するなどした可能性がある。NTTは「今後再び見られるようになった場合に備えた措置」としている。 同じ通信大手のソフト
ソニーの内部監査で、子会社の経営陣による不適切な交際費や出張費の支出が見つかったことがわかった。金額や回数が過剰で、ソニーは私的流用がないかどうかなどの調査を続けている。問題を指摘された子会社の社長らはすでに辞任しているが、ソニーはこの人事を公表していない。 問題があった子会社は、ソニー製品などの設計を手がけるソニーエンジニアリング(神奈川県藤沢市)と、ソフトウェア開発を担うソニーデジタルネットワークアプリケーションズ(東京都品川区)の2社。 ソニーによると、この2社の取締役を兼ねる3人が必要な社内手続きを経ずに、最近2年間に高額な接待の授受や出張を繰り返していたことが判明。ソニーが「取締役として不適格だ」と伝えたところ、3人は3月16日付で自ら辞職した。うち1人は2社の社長を兼ねており、後任には、同様に2社の取締役を兼ねていたソニー本社の執行役が就いた。辞任した3人が問題を認めているかど
米ニューヨークで、イベントに出席した米女優アリソン・マック(2010年7月29日撮影、資料写真)。(c)AFP/GETTY IMAGES NORTH AMERICA/Bryan Bedder 【4月22日 AFP】米国の人気テレビシリーズ『ヤング・スーパーマン(Smallville)』に出演していた女優が20日、指導者との性的関係を女性メンバーに強要していたカルトまがいの自己啓発団体のために勧誘活動をしていたとして、人身売買の容疑で逮捕された。検察当局者が明らかにした。 逮捕されたのは女優のアリソン・マック(Allison Mack)容疑者(35)で、女性管理職向けのコーチングを行っていると称する団体のために勧誘活動をしていたとされる。検察当局者によると、メンバーとなった女性たちは自身の利益になるとして、性的に搾取されたり労働を強いられたりしていたという。 ニューヨーク州オールバニ(Alb
ケニアから日本に帰国した神奈川県の夫婦が子どもを連れて旅行に行っていたように装い、コーヒー豆用の袋におよそ18億円分の覚醒剤を隠して密輸したとして逮捕されました。旅客機を悪用し、手荷物で密輸した覚醒剤の押収量としては過去最も多いということです。 手荷物を預けていた神奈川県座間市のペットショップ経営、佐藤一貴容疑者(43)と妻の夏美容疑者(34)が覚醒剤取締法違反と関税法違反の疑いでその場で逮捕されました。 横浜税関によりますと旅客機を悪用し、手荷物で密輸した覚醒剤の押収量としては過去最も多いということです。 2人は子どもを連れてケニアに渡航していて、調べに対し佐藤容疑者は「知り合った男から5年前に覚醒剤の運び屋はカネになると言われ、これまでに6回密輸した。家族旅行だと怪しまれないと思った」と供述しているということです。一方、妻は否認しているということです。 警察や税関によりますと、子どもは
安倍首相とトランプ大統領が首脳会談に臨んだ。核、ミサイル、拉致。日本が問題視する全ての項目で日米は完全な合意に達した。米国現代政治を専門にする上智大学の前嶋和弘教授は「北朝鮮問題で日本は満額回答を得た」と評価する。ただし、こんな不安が募る…… (聞き手 森 永輔) 安倍晋三首相とドナルド・トランプ大統領による首脳会談が4月17~18日に開かれました。この狙いと、その達成度をどう評価していますか。 前嶋:狙いは米朝首脳会談に向けた方針の擦り合わせ。達成度は、日本にとって満額回答でした。「気持ち悪いほどの出来」と言えるでしょう。しかし、だからこそ「大丈夫?」との懸念を覚えます。 拉致問題に関して、トランプ大統領から「被害者の帰国に最大限の努力を約束する」との発言を引き出しました。非核化についても「最大限の圧力を維持する」ことで合意しました。 前嶋:そうですね。核の放棄、弾道ミサイルの放棄、そし
Twitterをやっていると旦那さんへの不満がよく流れてくる。 私も時々、愚痴を呟く。 だけど最近、TLに流れてくる旦那さんの愚痴が過激になってきたというか、暴言と呼べる内容が増えてきた。 自分は旦那に平気で死ねと言うけれど、旦那の立場にある男性が少しでも不満を漏らすと一斉に叩くような空気。 なんだかしんどい。 女性がよく言う、 「言ってくれなきゃ分からないというのは地雷ワード。そんな意識でいるから駄目なんだ、父親失格」 この言葉にたくさんの人が共感する。 本当に言ってくれなきゃ分からないんだ、という反論は叩き潰される。 私は、言われなければ分からない側の人間なので、それがとても辛い。 子供の頃、私の母はいつも疲れていて、ピリピリしていた。 苛立ちを込めた溜息が響く度、妹と一緒に怯えていた。 母の負担を軽くしようと掃除を手伝おうとすると、 「そうじゃない」 「モタモタするな」 「1から10
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