検査不正問題で会見の冒頭で頭を下げるSUBARU(スバル)の中村知美社長(左から2人目)ら=5日午後、東京都港区(飯田英男撮影) SUBARU(スバル)の大規模リコール(回収・無償修理)や新たな検査不正が、自動車メーカーの経営の根幹である生産計画に波及してきた。発覚に歯止めがかからないだけでなく、複数の不正は先月まで続いていたことが判明し、改めて同社の自浄能力の弱さが浮き彫りにされた。中村知美社長は終結への覚悟を示すが、混迷に終止符が打たれるかは予断を許さない。(高橋寛次) 新車製造の最終工程である完成検査をめぐる無資格者の関与、燃費・排ガスデータの改ざん、不適切なブレーキ検査…。一つの問題の調査に区切りがつくと、国土交通省の立ち入り検査などでまた、新たな問題が発覚するなど、スバルの対応は後手に回ってきた。中村氏は5日、「収束させることができず残念だ」と苦渋の表情を浮かべた。 スバルは北米
![スバル、収束見えない不正 生産計画に波及 「終結宣言」も予断許さず(1/2ページ) - 産経ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/98fdfdb06a3aaec86c6c8d3d254da4d7012dbd64/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.sankei.com%2Fresizer%2FgsOY9so473uG2NheL6gCXoJGQcA%3D%2F1200x630%2Fsmart%2Ffilters%3Aquality%2850%29%2Fcloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com%2Fsankei%2F5ZNPHCV36FOLLNUOHFULONGQBI.jpg)