Engadget Japanese、MSN産経ニュースなどによると、情報処理学会の将棋プログラム「あから2010」と日本将棋連盟の清水市代女流王将との特別対局が11日に予定通り行なわれ、約6時間の戦いの末「あから2010」が勝利したとのこと。プロ棋士とコンピュータが対局するのは2007年の渡辺明竜王と「Bonanza」以来で、コンピュータ側が勝利するのはこれが始めて。 「あから2010」は「激指」、「GPS将棋」、「Bonanza」、「YSS」の4つの将棋プログラムを使用した多数決合議制システムで、Xeon 2.80GHz 4coreが109台、Xeon 2.40Ghz 4coreが60台の東京大学クラスターマシンと、Xeon 3.33GHz 6coreでメモリ24GBのバックアップマシン4台で構成されている。一方の清水市代女流王将は日本将棋連盟所属の女流棋士で、昭和63年の「女流名人位戦