FreeBSD - The Power To Serve FreeBSDプロジェクトはベースシステムからGPLv2のコードを排除する取り組みを続けている。こうした動きのきっかけはデフォルトのコンパイラとして採用しているGCCがそのライセンスをGPLv3に移行させたことにある。FreeBSDプロジェクトはベースシステムにGPLv3のコードを取り込まない方針を定めている。このため、移行後のGCCへアップグレードができずにいる。ベースシステムのGCCは「GCC 4.2.2 20070831 prerelease」のままで止まっており、別のコンパイラへの移行が求められている。 FreeBSDはアプライアンスや組み込みデバイスで採用されるケースが増えており、またそうしたプロダクトを製造しているベンダはGPLのコードがベースシステムに含まれていることを良としない傾向がある。GCCから別コンパイラへの移