このコミックは、“Misunderstanding Markup: XHTML 2/HTML 5 Comic Strip”にあるコミックを、著作者の許可を得て日本語に訳したものです。 元になった記事の翻訳も行っています。“Misunderstanding markup”をご覧ください。 先週、W3CはXHTML 2 Working Groupが年内でその活動を終了すると発表したんだ。単刀直入で、歓迎されるべきことだったんだけど、「XHTMLが終わってしまう」と多くの人を混乱させてしまった。Zeldmanのblogポストに寄せられたコメントを読むと、それが分かると思う。 仕方のない部分もある。異なる技術に、同じような名前がついていたことが原因なんだから。しかも、これは今に始まったことじゃあない。 たとえば、JavaScript。Javaになにか関係しそうだけど、そうじゃないよね。書き方がすこ
はじめまして。 とはいうものの、僕は本当は君が誰なのか、ほとんど知らない。僕はコンピューターに残った君の足跡を見て、君のことを知った。だから僕が君について知っているのは、君の足の形ぐらいだ。でもなんとなくその足跡を見ていたら、君が今まさにインターネットの使い方を学ぼうとしているところような気がしたんだ。間違っていたら、まあ笑ってくれればいい。でももし、君が本当にインターネットのことを知り始めたところなら、これから僕がする話はいつかきっと役に立つと思う。たぶん検索サイトを使うのが少しうまくなるんじゃないかな。まあ、あまり期待せずに、適当に読み流してくれればそれでいい。やたら長いし、そんなに面白い話じゃないから、無理にとはいわないけどね。 最初に書いておこう。僕が君に伝えたいのは「正しい情報とは何か」ということだ。みんな「正しい情報」とか「正確な情報」とか「真実」とか「事実」なんていう言葉を簡
価値構造のデザイン 資本主義において、この一世紀ほど「お金」が「価値」の対価として利用されてきました。価値を定量化する資本主義のわかりやすさは大成功(!)そのシンプルさから生まれた消費経済は僕らの生活を豊かにし、平均寿命も大幅に伸びました。デザイナーという職能も例に漏れず、この一世紀のデザインの命題はつねに消費を促進することでした。 そして現在、ほぼ全てのデザインは消費経済のために存在しています。 しかし「お金」と「価値」との等価性が崩壊した現在、私たちは、消費経済が産んだ不合理を強烈に経験しています。どうやら私たち人類は、生き残るために価値に対しての考え方を、文字通り「進化」させる必要に迫られているようです。 そもそも、デザインは消費のためにある、という理解は、社会にとって大変不本意なことです。何故ならデザインとは、生き残るために周囲から価値を作り出す人間の本能的な編集能力に対して、最近
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