次期衆院選で京都5区からの立候補を表明していた国民新党新人の元新聞記者、沼田憲男氏(61)が23日、京都市内で記者会見し、立候補を取りやめることを表明した。沼田氏は「断念するのは自分の意志。民主党に協力するつもりはない」と述べた。 同選挙区は、自民党現職の元国土交通相、谷垣禎一氏(63)の地元。民主党の新人で環境団体代表の小原舞氏(34)が出馬表明しており、中央レベルなどでは民主、国民新両党間で候補者の一本化を模索する動きもあった。同選挙区では共産党新人の元峰山町議、吉田早由美氏(57)も立候補を表明している。