調査の概要信濃毎日新聞とJX通信社が合同で行っている、長野県内各選挙区を対象とした第49回衆議院議員総選挙に関する情勢調査の概要
27日に死去した立憲民主党の羽田雄一郎氏(参院県区)の事務所は28日、羽田氏が新型コロナウイルスの検査で陽性と確認されたと明らかにした。
民主党代表選をめぐり、松本市の複数の建設会社社員宅に、本人は党員やサポーターになった覚えがないのに投票用紙が郵送されていたことが6日、分かった。投票用紙が届いたある建設会社の元役員は取材に「数年前、大手ゼネコンの指示で社員名簿を提出した」と話している。 サポーターの登録をめぐっては、下条みつ衆院議員(長野2区)の事務所が、建設会社から集めた社員名簿を抜き出して登録していたとして、元秘書が東京地検に政治資金規正法違反の疑いで告発している。 別の建設会社の50代の男性社員には2日ごろ、投票用紙が届いた。少なくとも同僚6人に投票用紙が送付されたという。 下条氏の元秘書によると、2005年当時、同氏の選挙運動にかかわっていた大手ゼネコン社員から県内建設会社の社員名簿を受け取り、サポーター名簿に書き写したという。この名簿の中に、投票用紙が届いた社員のいる建設会社が含まれていたという。 下条氏
任期満了に伴う県知事選は8日投開票し、無所属新人で元副知事の阿部守一氏(49)=民主、社民、国民新推薦=が36万2千票余を獲得し、ともに無所属新人で前副知事の腰原愛正氏(63)、前安曇野ちひろ美術館長の松本猛氏(59)を破り、初当選した。阿部氏と腰原氏の差は5021票(0・55ポイント)で、戦後の県知事選では最も小差となる大接戦だった。投票率は52・70%で、前回選(65・98%)を13・28ポイント下回り、過去最低となった。 1期目の村井仁知事(73)が引退を表明し、県政の新たな針路が問われた選挙で、県民は行政改革の徹底などを掲げた阿部氏を選んだ。 7月の参院選後、初の大型地方選となり、民主党が阿部氏、自民党が腰原氏を全面支援。幹部や閣僚を応援に投入した民主は、参院選大敗からの態勢立て直しに一定の手応えを得た。自民は来春の統一地方選もにらみ、戦略の再構築を迫られそうだ。 有効投票数
自民党参院議員で長野県区選出の若林正俊元農相(75)は2日午前、参院本会議採決の際に青木幹雄前党参院議員会長の投票ボタンを代わりに押していた問題の責任を取り、江田五月参院議長に議員辞職願を提出、その後の参院本会議で辞職が許可された。若林氏は本会議後に国会内で記者会見。「魔が差したとしか言いようがない。自覚が足りず恥ずべき行為だと思っている」と説明した。 若林氏によると、3月31日の参院本会議で、隣席の青木氏が席を離れた際、2010年度NHK予算承認案など計10件の採決で代わりにボタンを押したという。会見で若林氏は「国会議員として許されざる行為。責任の重大さを自覚し、江田議長に議員辞職願を提出した」と述べた。 理由については「青木氏とは日ごろから、どのような考えで採決するかは一致していた。離席した青木氏がすぐに戻ってくるだろうと思い、ボタンを押してしまった」と説明。「国民、すべての長野県
改選2議席を争う参院選県区は27日時点で、民主党現職で防衛相の北沢俊美氏(71)、自民党新人の若林健太氏(46)、共産党新人の中野早苗氏(61)、幸福実現党新人の臼田寛明氏(43)の4人が立候補を表明。さらに民主党本部は、ここへ来て改選数2以上の選挙区での複数擁立を急ピッチで進める。県連内にも党本部主導での「2人目擁立」は回避できないとの見方が広がっている。 「北沢氏の当選を確実なものにしていくという姿勢は変わっていない」。27日、長野市で開いた北沢氏の会見に同席した民主党県連の倉田竜彦幹事長はこう強調。近く国会議員団会議や支持団体の連合長野との協議を開き、選挙準備を進める考えを示した。 党本部が求める複数擁立を一貫して「困難」と押し返してきた県連側。この日も倉田氏は、連合傘下の産業別組織の多くが参院選比例代表の候補を抱えて比例にも力を注がなければならない状況にあり、「連合長野からも県
民主党県連は9日、夏の参院選、知事選に向けた「選対会議」を長野市内で開いた。参院選県区(改選定数2)については、現職で防衛相の北沢俊美氏(71)の早期公認を党本部に要請する一方、小沢一郎幹事長らが求める2人目の擁立については選挙態勢面などから「困難」とし、党本部側と対応をあらためて協議することを決めた。 会議には県連代表の北沢氏や県連所属国会議員、県議らが出席。会議に先立ち、連合長野の近藤光会長とも意見交換した。終了後の会見で、県連選対委員長の羽田雄一郎氏(参院県区)は「衆院選で勝利したとはいえ、県連の組織はまだ十分でなく、2人を立てるのは難しいというのが率直な意見だ。連合長野など支援団体との連携が取りにくくなるという問題もある」と説明した。 羽田氏は12日にも石井一選対委員長に県連の見解を伝える方針。党本部側の主導で2人目擁立を目指す可能性もあるが、羽田氏は「仮定の話で今は何とも言え
自民党県連は25日、次期参院選県区(改選定数2)の公認候補予定者の選考委員会を開き、公募に応じた2氏のうち、引退表明した若林正俊元農相の秘書で長男の若林健太氏(45)を選んだ。県連は年内に党本部に対し、若林氏の公認を申請する。同党県連が国政選挙の公認候補を公募で選ぶのは初めて。 公募には若林氏と、前回衆院選の長野3区で落選した元衆院議員の岩崎忠夫氏(67)が応募し、これまでに書類、面接による審査を受けた。 選考委には外部識者6人を含む14人の委員全員が出席。無記名投票で3分の2以上(10人以上)の支持を得ることが選定条件だった。終了後の会見で、選考委員長の吉田博美県連会長は「若林氏が3分の2以上の条件を満たした」としたが、個々の得票は明らかにしなかった。 若林氏が選考された理由については「次の参院選は非常に重要。勝てる候補を選んだ」と述べた。 次期参院選県区では、これまでに民主党県
来夏の参院選県区(改選定数2)に向け、民主党県連の倉田竜彦幹事長は21日、社民党県連の中川博司幹事長と長野市内で会談し、社民党が公認候補を擁立した場合、民主党は2人目を擁立せず、両党の候補をそれぞれ推薦し合う形で協力することを提案した。これに対し社民党県連は、連立与党の国民新党も加えた3党が一致して推薦する無所属の統一候補の擁立を提案。双方が持ち帰って検討することを確認した。 民主党県連は11月、現職で3期目の北沢俊美防衛相(71)の公認を党本部に申請。改選定数2以上の選挙区では原則、複数候補を擁立するとした党本部の方針を受け、「2人目」について対応を検討している。ただ、過去の参院選県区に社民党が必ず候補を擁立してきた経緯があることなどから、連立政権を組む社民党などと調整が必要−としてきた。 21日は倉田幹事長らが社民党県連事務所を訪問。社民党側は「連立与党が協力して改選2議席の獲得を
JR東海は30日、リニア中央新幹線の工事費や輸送需要の試算に関し、長野県が伝えていた23項目の疑問点に対する回答書を公表した。ただ、県が開示を求めた各ルートの収支予測については示さず、南アルプスを貫く「Cルート」以外は「試算もしていない」と説明した。 県側は、諏訪・伊那谷回りの「Bルート」でも黒字が見込めるかどうか検討する必要がある−と主張しており、JR側が求めるルート問題の協議入りにも影響しそうだ。 収支予測を求める県側の質問にJRは、東京−名古屋間をCルートで建設した場合、開業後約8年で長期債務残高が元の水準に戻る−と説明。「経営体力から建設費は(Cの)5・1兆円がぎりぎり」とするにとどめた。 また、JRが今月13日に公表した大阪までの工事費試算に関し、県側は「1キロ当たりで見ると、Cルートは長大トンネルのある東京−名古屋間よりも名古屋−大阪間の方が高くなっている」と疑問点を指摘
30日投開票の衆院選長野4区で落選した自民前職、後藤茂之氏派の選対幹部らは1日午前、運動員が逮捕されたことを受け、諏訪市城南1の事務所で記者会見した。五味武彦・選対本部長(70)は「迷惑をかけ、申し訳ない。警察の捜査に協力し、事実を明らかにしていく」と陳謝した。 同派では、運動員で建設会社社長の小泉修造容疑者(52)=諏訪市豊田=が公職選挙法違反(現金買収の約束、未成年者使用)の疑いで31日深夜に逮捕された。 選対によると、選挙カーから支持を訴える「車上運動員」に追加採用した3人のうち1人が19歳で、公選法で禁じる未成年だった。外部の指摘で公示翌日の19日朝に気付き、乗車をやめさせたという。面接の際、事務所側が説明不足で本人も事情を知らなかったといい、五味本部長は「短い期間とはいえ、運動員としたことは深くおわびする」と述べた。 ほかの追加採用2人は、同法が義務付ける選挙管理委員会への
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