衆参ねじれの緊張が一気にはじけるかに見えた。 1月29日夜、自民、公明両党は揮発油税の暫定税率期限切れを防ぐためのブリッジ法案を国会に提出した。法案が1月中に衆院通過すれば、民主党が掲げる4月からの「ガソリン値下げ」は水泡に帰す。民主党は、30日の本会議開会を阻もうとピケを張り、衆院議運委員長の笹川堯らを議運理事会室に監禁。ピケ破りにきた自民若手とつかみ合いとなり、怒号が響き渡った。笹川らはひそかに窓から屋根づたいに隣室に逃れたが、与野党のにらみ合いは続いた。 ところが、翌30日に事態は急変する。衆参議長が斡旋(あっせん)に乗り出し、与野党幹事長が暫定税率を担保する歳入関連法案に関し「年度内に一定の結論を得る」とする合意文を交わしたのだ。 与党はブリッジ法案を引っ込め、与野党に「雪解け」ムードが広がった。2月上旬、自民党幹事長の 伊吹文明は東京・神田の小料理屋に国対幹部を招き、慰労会を開い
治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 【以下は、純粋に分析を主としたエントリーです。今の私にそういうことが許されるのかどうかはともかく、冒頭と末文を除く分析の部分については党派色を若干廃して書いております。】 次期通常国会では、まず補正予算の審議で「定額給付金」の話が主たるテーマになります。私は自分の選挙に影響することを抜きにしても、「これは筋が悪い」と思っています。単純なモノの言いをすると、バラマキで経済を立て直すことは難しく、その一方でバラマキで滅んだ国はたくさんあります。支持率が下がり、選挙が近い政権が手をつけたくなる「禁断の果実」のようなものだと思います。 それはともかく、まず論点になるのは「定額給付金の財源に関する部分だけを予算関連法案から切り離すことができるか?
政界再編を志向する自民党議員の間で、民主党の前原誠司副代表や枝野幸男・元政調会長らとの連携に期待を寄せる声が絶えない。旧日本新党や旧新党さきがけ時代のつながりに加え、外交・安全保障政策などの考え方が近いと見られているためだ。 ◆日本新党以来◆ 今月中旬、自民、民主、公明3党の国会議員有志による「海洋基本法フォローアップ研究会」の会合で、前原氏は自民党の中川秀直・元幹事長と親しげに会話をかわした。これを見た自民党の議員の間では、「前原氏は中川氏と連携するつもりではないか」と、ささやかれた。 枝野氏は12月8日、自民党の渡辺喜美・元行政改革相のパーティーで、「民主党に来て一緒にやっていただけるのか、党を挟んでライバル関係で戦っていくのか。いずれにしろ、頑張ってほしい」とエールを送った。その後、民主党が衆院に提出し、与党の反対多数で否決された衆院解散要求決議案の採決の際、渡辺氏が造反したことで、
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