就任後、初めて八ッ場ダム建設予定地を訪問した前原国交相(右)。それから4カ月、懸案だった住民との対話が実現する=昨年9月23日、長野原町で 八ッ場(やんば)ダム(長野原町)建設中止問題をめぐり、前原誠司国土交通相との意見交換会の二十四日開催が正式決定したことを受け、地元のダム水没関係五地区連合対策委員会の萩原昭朗委員長は、鳩山政権が掲げるダム中止方針の撤回を求める気持ちに変わりがないと断言した。長野原町の高山欣也町長も「ダムを造らないという政策判断は許されない」と強調。地元はあくまで「建設継続」で一貫していると言い切った。