国会の日程も固まりましたので、2週間後には鳩山政権が誕生します。それに向けて、いま様々な作業をバタバタと行っているところです。 今日は、総理官邸に河村官房長官を訪ねて、この約2週間の移行期に、鳩山政権がスムーズにスタートできるよう霞が関、各省庁が持っている様々な情報の開示をお願いしてきました。 つまり、政権がスタートして、おそらく最初に直面する大きなテーマである新型インフルエンザへの対応の問題、あるいは災害の問題、そして補正予算――その一部を凍結すると我々は言っているわけですが――その執行状況についての情報開示。そして、来年度予算について、各省庁の概算要求が固まっていますが、その中身についても、全体的に組み替えるとしても、いまのうちにまず現状を把握しなければなりません。 そういったことについて、河村官房長官にお願いをし、そして、大きなところは官房長官と私の間で連絡を取り、具体的なことは直嶋
選挙戦も事実上始まって大変忙しくしていますが、最近ちょっと失敗をしました。 それは、ある週刊誌、具体的に言いますと『FRIDAY』ですけれども、そこに私の写真が出たわけです。別に何かスキャンダルがあったわけではなくて、「岡田克也がVサイン!はしゃぐ民主党に『地雷』」と、こういう表題で、私がVサインをしているところが大きく写真として載りました。 記事の内容は、「政権交代の可能性が非常に高いということで、民主党全体がはしゃいでいる。あの岡田ですらVサインをした」と、こういうものです。 実はこれには伏線がありまして、この『FRIDAY』の写真を撮った記者は結構、10年近く私も写真を撮られたりしていますので、ほとんど週刊誌に載ることはないのですが、それなりに親しくしています。 そして、先日は私が街頭演説をしているところの写真をデータとして事務所に持ってきて置いていきましたので、そのお礼も込めて、少
今日は、内閣不信任案を出す、非常に記念すべき日でしたが、実は、7月14日は私の誕生日でもあったわけです。 私は、基本的にプレゼントはもらわないという方針でやってきていますが、今日、内閣不信任案を採決した本会議が終わったあと、京都の泉ケンタ議員に言われて、本会議場の隣の院内16控室に入りますと、そこに30人ぐらいの当選2~3回生の皆さんがいて、プレゼントを頂きました。 カエルのぬいぐるみ(絵本『バムとケロ』のケロ)だったのですが、ここで返すのはちょっとマズいかなという感じで、大変嬉しく受け取らせていただきました。 と言いますと、「あ、やっぱり受け取るのか」ということで、またいろいろ送っていただくと困ってしまうわけですけれども、原則は受け取りませんので、皆さんには手紙を添えてお返しさせていただいているところです。 同じ議員仲間からせっかく頂いた今回のカエルについては、幹事長室に飾って、非常にか
最近、暫定税率廃止をめぐる私の発言が、いろいろ正しく伝えられていない部分がありますので、今日はこの点についてお話をしたいと思います。 ご存じのように、民主党は政権を取った際に、新しい政策のパッケージを示しています。 例えば、子ども手当月額2万6000円、あるいは高速道路の無料化、ガソリン税の暫定税率部分の廃止、医師不足対策、農業の戸別所得補償方式の導入、その他全体を合わせますと、まだ詳細は現在議論しているところですが、最終的には年間17~8兆円程度の歳出になります。 こういった政策のパッケージを、マニフェストの中で提案する予定でいるわけです。個別にはいろいろ、すでにお話をさせていただいています。 そういう中で、暫定税率について私が申し上げていることは、まず暫定税率の廃止そのものをやめるべきだと言っているわけではありません。 ガソリンの暫定税率というのは、道路特定財源と対応したものであって、
いま、衆議院の本会議が開かれて、臓器移植法改正案について採決が行われました。 いつか、この場でもお話ししたと思いますが、4つの案が本会議にかけられ、A案からB、C、Dの順番で採決に付されることになっていました。しかし、A案が多数で可決されましたので、その他の案については、採決をしないまま、早めに本会議が終了したところです。 この問題については、いつかこのブログでもお話をしましたけれども、私としては、基本的に「脳死は人の死」であると考えていますので、A案がいいと考えていました。したがって、私自身もA案に賛成の投票をしました。 ただ、私の見通しと違ったのは、A案は可決されるのは難しいのではないかと思っていました。したがって、そのときにはD案に次善の策として賛成しようと。とにかく、いまのような状況を一歩でも前に進めることが必要だと考えていたわけですが、すっきりと分かりやすいA案が可決されたという
今日は臓器移植法の改正案について、少しお話をしたいと思います。 この問題と私自身の関わりは、前回、臓器移植法案が国会で審議されて成立した際に、私は当時の厚生委員会の野党側筆頭理事を務めさせていただきました。厚生大臣は小泉(純一郎)さんだったのですが、大変忙しい大きな課題を抱えた厚生委員会でした。 例えば、介護保険法を制定する。そして、医療費の自己負担を1割から2割に引き上げる健康保険法の改正。多くの課題がありましたが、私としてはしっかりと審議をして結論を出すべきだという考え方に基づいて、この臓器移植法案も長く結論の出ないまま置き去りにされていたものを、委員会でしっかり審議したうえで成立させたという経緯があります。 もちろん、この法案は個人の死生観に関わる話であるということで、最終的には党議拘束を解いて、1人ひとりの議員が判断をして投票をしたわけです。 私自身は、元々の原案が脳死は人の死であ
ご報告が遅れてしまいましたが、小沢代表の急遽の辞任に伴う民主党の代表選挙、土曜日が投票日ということで、残されたところわずかになりましたが、私も立候補を決意し、今日、正式に表明をさせていただきました。 とにかく、いま民主党は変わらなければなりません。いままでの流れとは違う、新しい流れの中で、国民の皆さんの信頼を取り戻し、そして政権交代を目指す。そのために決意をして、立候補させていただきました。 鳩山幹事長ともども、2人でいろんなテレビ番組にも出て、そして議論をしながら、民主党全体に対してまず信頼を回復していただく、国民の皆さんに「やっぱり民主党だ」と、こう言っていただくための代表選挙であり、同時にそれだけではなくて、この代表選挙に勝たせていただき、そして私がリーダーとなって政権交代を果たしていく、そのために、いま頑張っているところです。 私自身の考え方に関しては、テレビなどでもご覧いただいて
私が本部長を務めている党の政治改革推進本部で様々な議論を行っていますが、特に政治資金の問題について役員会を4度開催し、議論させていただきました。おおむね方向性が出ましたので、今日は少しそのお話をしたいと思います。 もちろん、まだ役員会レベルでの方向性で、これから党所属議員にアンケート調査をしたり、あるいは、必要に応じて全議員に呼びかけて総会を開いたりして、意見を聞きながら最終的にまとめなければいけません。 どうやって政治活動を行うための資金を確保していくのかという、議員の身分に関わるような話ですから、急ぐ問題ではありますが、丁寧なやり方が求められていると思っています。 さて、その中身ですが、様々な議論がありました。政治とカネの問題は本来、民主党こそがきちんと対応してきたわけですし、自民党とは違う大きなポイントの1つであると思っています。 今回、小沢代表の秘書が逮捕・起訴されたということで、
政治とカネの問題について、我が党もいま大きな困難に直面していますが、私が本部長を務める政治改革推進本部で、これからのこの問題に対する取り組みについて議論をスタートさせました。 今日は、政治改革推進本部の役員会を開きまして、役員30名ほどが参加して1時間、かなり中身の濃い議論をさせていただきました。 様々な問題があるわけですが、例えば、この問題について我が党としての1つの理想を掲げて、そして、それを国会に法案として出す。もちろん、与党が到底呑めないような案を示して、それにもかかわらず国会に出して、あとは政権を取ったあとでそれを実現していくという考え方と、現段階で国民の政治不信が極めて高まっているなかで、ある程度与党と話し合いで合意できる可能性のあるものに絞り込んで、修正案というものを考えていくべきだという、2つの大きな立場がそれぞれ表明されました。 そして、具体的中身についても様々な議論があ
今日は先日の東南アジア歴訪の中で、私の趣味の話をしたいと思います。 ご存じの方も多いかと思いますが、私は海外に行くと、カエルの置物を買い求めることにしています。カエルと決めておけば、いちいち自分自身のお土産について考える必要もありませんし、大体どこのホテルの売店でも、あるいはちょっとしたところに行けば、カエルは置いてあります。そういう意味で、今回も旅の記念にカエルを探したわけです。 ベトナムでは、こういったカエルを買い求めることが出来ました(写真上)。これは、街で買ったのですが、一種の骨董品ではないかと思います。なかなかよく出来たカエルで、水牛の角で作ってあるそうです。蓮の花が彫り込んであって、私がいままで集めたコレクションの中でも、かなりいい部類に入るのではないかと思います。 最初は5,000円と吹っかけられましたが、一緒に行った仲間の議員にも加わってもらって値引き交渉をして、最終的には
今日の衆議院本会議で、第2次補正予算の裏付けとなる法案が再可決されて成立しました。昨日参議院で否決をされたのを受けて、衆議院で再議決されたものです。 この法案の最大の中身は、例の2兆円の給付金です。私はこの給付金騒動を見るにつけ、いまだに7割の国民の皆さんが「どうせ2兆円使うのであれば、もっと有効なことに使うべきだ」と考え、疑念を呈しておられるわけで、それだけ税金の使い道に対して厳しい目を向けている。 もちろん、誰もが給付金をもらえば嬉しい、それは間違いありませんが、しかし、そういったことを超えて、より大きな視野から、もっと有効なことに使うべきだという国民が一方でいて、いや2兆円バラまけば国民が喜ぶだろう、そして、陰の声としては選挙にも有利じゃないかということで突き進んでいく現在の麻生政権があると。こういうことであります。 まさしく賢明な国民と、そして、愚かと言っては言い過ぎかもしれません
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