気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 2009年衆議院総選挙は民主党の圧勝に終わり、民主党を中心とする政権が誕生することが確実となった。その背景にあるのは、この国の社会、経済への国民の「絶望感」に近い危機感と、それをもたらした自民党中心の政権への決定的な不信感である。 国民が求めたchange バブル経済の崩壊によって、高度経済成長を支えた戦後の社会・経済システムは終焉し、旧来のシステムを背景とする政官業をめぐる不祥事・スキャンダルが多発した。しかし、官僚主導の戦後経済体制と一体化した自民党中心の政治体制の必死の延命が図られた結果、社会・経済の新たなパラダイムの構築は大幅に遅れた。 将来に対する漠然とした不安感と閉塞感に包まれたまま21世紀を迎え、その直後に「自民党をぶっ壊す」と
衆院選の民主党圧勝を受け、鳩山由紀夫代表にちなんだ菓子を販売してきた東京の卸売業者が、国会内の売店などで政権交代を祝うまんじゅうをさっそく売り出す。一方、歴代首相をモデルにした菓子を扱ってきた別の業者は、自民党の大敗で「新製品のアイデアがない」とお手上げの状態。政権交代で国会土産も様変わりしそうだ。【工藤哲】 東京・永田町に3棟ある議員会館の地下売店では、政治家にちなんだ菓子が売られている。全国から毎日のように訪れる修学旅行生らが、土産として買い求めていくという。 卸売会社「大藤(だいとう)」(東京都荒川区)は、01年から歴代首相にちなんだ菓子の販売を始めた。安倍晋三元首相をモチーフにした黄な粉味の「晋ちゃんまんじゅう」は、1年で約55万個売れるヒットを記録。麻生太郎首相の就任後も牛乳まんじゅう「秘密の太郎ちゃん」などを販売してきた。 一方、3年ほど前から民主党幹部をモデルにした菓子
【麻生ぶら下がり】「党のことを聞く相手は幹事長。総裁ではない」(2日夜) (1/2ページ) 2009.9.2 20:58 麻生太郎首相は2日夜、特別国会での首相指名選挙への対応について「執行部に一任してある。聞くべき相手は幹事長で、麻生総裁ではない」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。 ぶら下がり取材の詳報は以下の通り。 −−総理、衆院選お疲れさまでした 「(無言で一礼)」【政権移行協議】 −−今日、民主党の岡田克也幹事長が首相官邸に申し入れにきたが、スムーズな政権移行に向け具体的にどのような指示を出したか 「官房長官に質問があったんじゃないですか」 −−首相の出した指示なので、直接聞きたいのだが 「スムーズに移行できるように、なるべく協力するように。各省庁に連絡するように。話しましたよ。その通り官房長官、言わなかった?」 −−おっしゃってますけれども… 「ああ、ウラ取ってるわけね
どうする議員秘書 自民「仕事ない」民主「足りない」2009年9月2日18時28分 印刷 議員が落選し、事務所の資料を段ボール箱に詰める秘書たち=1日、東京・永田町の衆院議員会館、野村雅俊撮影議員が落選し、事務所を整理しながら支援者の電話に応対する秘書=1日、東京・永田町の衆院議員会館、野村雅俊撮影 勢力図が大きく変わった衆議院。今後の身の振り方が心配なのは、議員だけでなく、多くの秘書たちも同じだ。大敗を喫した自民党の秘書は職探しに追われる。一気に議員が増えた民主党は秘書が足りない。自民から民主に「移籍」が進むとの見方もあるが、求められる秘書の仕事には違いもあるようだ。 ◇ 福岡9区で議席を失った自民党の三原朝彦氏の公設秘書、中村正義さん(54)は、選挙後、支援者へのおわびやお礼回りに追われている。 22歳で秘書に。衆院議員数人の秘書を歴任し、三原氏の秘書は6年間務めてきた。308議席を獲得
民主党の鳩山代表は2日、都内で開かれた連合の中央執行委員会であいさつし、消費税について、「マニフェスト(政権公約)を実現し、政治に対する不信感が少しずつ払拭されたとき、国民にいろんな意味で負担をお願いすることも将来出てくる可能性があろうかと思っている」と述べた。 民主党は政権公約で4年間は消費税率を上げない方針を示しているが、鳩山氏の発言は、それ以降は引き上げが必要になる可能性に触れたものだ。 鳩山氏は「国民が政治への不信感を強めている段階で増税など実現すべくもなかった。真剣にこの問題を取り上げ、年金の問題なども含め、社会保障の議論も進めたい」とも語った。 また、衆院選での連合の協力に謝意を示し、「これからは政府を運営する立場になるので、要望の実現に最大限努力する」と述べた。
政権交代は財界に大きな波紋を広げている。民主党との相性が悪い御手洗冨士夫・日本経団連会長(73)の「失脚」を危惧する向きがある一方、小沢一郎代表代行(67)と親交が深い稲盛和男・京セラ名誉会長(77)の「株」が急上昇。経団連のポストに就いてもらい、民主党政権とのパイプ役になってもらおうとの思惑も浮上している。 「御手洗会長と民主党の相性の悪さは、御手洗氏が8月30日に総選挙の結果を受けて出したコメントをみれば一目瞭然」−。ある財界関係者はこう指摘する。 御手洗氏は選挙結果について「国民が強く変化を求めた結果。税財政改革や社会保障制度改革、地方分権・道州制導入などの課題に党派を超えた協議を行い、具体的な成果を示すよう望みたい」とコメント。民主党政権誕生への歓迎の意はどこにもなかった。 その一方で、「自民党に対しては経済成長を通じた活力ある日本の実現に向け、引き続き建設的な役割を果たして
中央省庁が財務省に10年度予算の要求内容を提出する概算要求の締め切りから一夜明けた1日。 例年なら来年度予算の編成作業に本格着手する節目の日だが、今年は勝手が違った。 「主計局長」など主計局幹部の在室、不在を示す省内のランプはほぼ1日じゅう、在室を意味する「緑色」。同省の動きはぴたりと止まっていた。幹部の一人は「政権移行チームでスムーズに作業が進むと思っていたが、できないのは、鳩山さんたちの青写真が党内で容認されなかったからではないか。のこのこ『レク(説明)をさせて下さい』なんて行けないから、ひたすら『待ち』になる」と打ち明ける。 民主党のマニフェストには公共事業の大幅な削減、農家に対する戸別所得補償制度の導入など、麻生内閣では検討すらされなかった内容がずらりと並ぶ。当然、これらは各省庁の要求に含まれていない。「新しい政権で方針が出れば、それを踏まえた対応をしなければならない」(丹呉泰健次
民主党鳥取県連(代表・川上義博参院議員)は18日、来夏の参院選鳥取選挙区に、県選出の自民党参院議員だった故坂野重信氏の孫で、医師の坂野真理氏(31)=倉吉市八屋=の擁立を発表した。同日開いた県連常任幹事会で、党本部への公認申請を承認した。 坂野氏は東京都出身。日本医科大学医学部卒業後、東京大学付属病院などで小児科医として勤務。2005年から松下政経塾で3年間政治を学んだ。同塾を卒業後、08年から倉吉市内の病院で勤務している。民主党に入党済みで同日、県連副代表に就任した。 同県連は6月から参院選立候補者の公募を受け付けたところ、坂野氏を含め4人が応募。17日に米子市内で開いた県連選挙対策委員会で、坂野氏に決めた。 坂野氏は、医療や年金など、社会保障政策を比較し「民主党が自民党より優れていると判断した」と、動機を説明。「助けを必要としている人々が、希望を持てる社会を作りたい」と訴えた。
治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 8月30日、第45回衆議院議員選挙にて福岡9区で初当選いたしました。122815票という望外の票を頂いたことに驚いておりますが、何はともあれご報告いたします。 実は周囲からは「いずれにせよ、結果が出るのは22:30以降だろうからスタンバイしておくように。」ということで、20:00頃は友人の経営する店で食事をしていました。そこで「お沙汰が来るまで待っておこう」と思っていたところ、かなり早い段階で民放が当確が出たため、大急ぎで注文したものをかき込んで事務所に直行したわけです。事務所に向かう間、「うー、気分が悪い」と唸っていました。かなり胃腸に悪い食べ方をしたことを思い出します。 当選して数日。これまで長らく「衆議院選予定候補(公示後は衆議院
アメリカの新聞が鳩山次期総理を「反米」だと批判している。いつもながらの恫喝の手口である。日本の新聞は官僚の愚民政策のお先棒を担ぎ、愚かな国民を作る事が仕事だが、アメリカの新聞は国益のために他国を恫喝するのが仕事である。 昔の話だが、宮沢内閣の時代にこういう事があった。アメリカに金融バブルが発生し、一夜にして巨万の富を得る者が出始めた頃、宮沢総理が国会の予算委員会で「日本のバブル経済にもあったが、物作りを忘れた最近のアメリカ経済の風潮には疑問を感ずる」と発言した。これを日本のバカ新聞が「宮沢総理はアメリカ人を怠け者と言った」と書いた。 するとろくに取材もしないアメリカ人特派員たちがそのままの英訳記事を本社に送った。記事は大ニュースとなり、新聞・テレビがトップの扱いで連日報道した。日米経済戦争がピークの頃だったから、アメリカ議会は過剰に反応した。「戦争に勝ったのはどっちだ。怠け者が戦争に勝てる
有田芳生の『酔醒漫録』 ジャーナリスト、新党日本の副代表として挑む日本の根本的転換。その眼から見た日々の雑感を綴ります。「酔醒」は中国の「梁書」にある「酒を飲むこと能はざるも、賓客交遊を好む。終日獻酬して、其の酔醒を同にす」から取りました。 9月1日(火)珍しくも「紅子」から電話。保険医協会のスタッフと飲んでいるという。その会話で知ったのだが「惜敗率最高の落選者」は「有田芳生」なのだという。電話を切って新聞を見ればそう出ていた。「惜敗率」は97・04パーセント。そうはいっても敗北は敗北。藤原新也さんの著作後書きに共感する文章があった。「哀しみもまた豊かさなのである。なぜならそこにはみずからの心を犠牲にした他者への限りない想いが存在するからだ。そしてまたそれは人の中に必ずなくてはならぬ負の聖火だからだ」。いまや脳裏にあるのはこれからのこと。東銀座で「ジャック・メスリーヌ」2部作を見る。ほぼ4
お名前: [必須入力] メールアドレス: [必須入力] ホームページアドレス: [必須入力] コメント: [必須入力] 認証コード: [必須入力] ※画像の中の文字を半角で入力してください。 ※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。 田中龍作の 取材活動支援基金 フリー記者の仲間が一人消え、二人消える昨今です。ある分野のスペシャリストだったジャーナリストが「食っていけないので田舎に帰る」と言ったのを聞いた時は愕然としました。記事や映像の売り込み先だった出版社、テレビ局が青息吐息であることを考えれば致し方ないのかも知りません。 フリージャーナリストは「絶滅危惧種」と言っても何ら差し支えない御時世です。かといって権力以上に権力的な新聞・テレビの記者だけに報道を任せていい訳ではありません。 田中は主寄稿先のネット新聞社が倒産し路頭に迷っていましたが、幸いにして2010年6月から読者の
政治は「不条理」な世界だ。まっすぐ進もうと思っても、時には妥協や迂回を余儀なくされる。それでも常に正面から突き抜ける気概を持ち続けたい。少なくとも「気分はいつも直滑降」でいこう! 2009年9月2日:パート5 夕方。 熊本1区で敗れた「木原稔前衆院議員」が議員会館事務所に顔を見せた。 「一太さん!せっかく応援に来ていただいたのに、力及ばずに申し訳ありません!」「いや、木原さん!あの大逆風の状況で強敵を相手に大健闘だと思うよ!必ず再挑戦してください!そうそう、ブログに掲載してあるポスターデザインはそのままにしておくから、ね!木原さんが次の選挙で戻って来るまで!(ニッコリ)」 30日の夜から今日にかけて、(選挙の当落に関わらず)「応援に入った仲間たち」から次々に電話がかかって来た。 昨晩は埼玉8区で比例復活した「柴山昌彦氏」と話した。 「一太さん、何とか地獄を生き延びました!」「よかったね
昨日の選挙で、私は敗れました。自らの力不足を恥じます。 敗北の場で、多くの方々から慰めて頂き、そして励まして頂きました。心より感謝します。 そんな後にふさわしくない言葉だとは思いますが、私は敢えて言いたいと思います。「敗北には原因がある」。敗北の原因を真摯に見つめ、自らを改めた者には明日があるが、敗北を傍観する者に明日は来ない。「お互い頑張ったから良かったよね」その優しい心情は勿論大事だが、優しさの中でお互い何が悪かったかを徹底的に追求できるのでなければ、優しさは変革を拒む怠惰に変わる。 自民党は、まじめではあるが明らかにその能力のないリーダーを、3代続けて持った。リーダー育成と選抜の方法を真剣に問い直さなければならない。 自民党地方組織は、遊説の場で、判で押したような、マスコミ批判と民主党批判を繰り返した。そこには一般有権者に伝えようという工夫も努力も見られなかった。一般有権者にどうやっ
横浜市の林文子市長が一日、初登庁した。市議会各派への表敬あいさつで、自民党市議団が「毅然(きぜん)とした対応を取ることにした」(佐藤茂団長)と受け入れを拒否。民主党推薦候補として戦った市長選の余波で、林市長には厳しい船出となった。 午前九時、林市長は市役所玄関前で市民や職員約千八百人に拍手で迎えられた。午後、市議会各会派の控室へ。だが、自民党市議団だけは「ほかの予定がある」と断った。 同党幹部らはこの時間帯、市長選で実質的に支援した外資系証券会社元副社長の中西健治氏(45)のあいさつを受けた。佐藤団長は「時間があっても(林市長から)あいさつを頂くことはない。議会で質問させてもらえればいい」と話した。
自民党総裁選(28日投開票)で、「ポスト麻生」の本命と見られていた舛添要一厚労相が1日夜、出馬しない意向を党重鎮に伝えた。古賀派の谷垣禎一元財務相も出馬には消極的とされ、解党的出直しの「第一歩」と位置づけられる総裁選の行方は混沌としてきた。一方、総裁選は党員・党友を含めた地方票300票、国会議員200票の計500票で争うことになり、派閥単位での「票読み」も通用しなくなりそうだ。 「自分は安倍、福田、麻生の3内閣の一員として仕事をした。責任を痛感しているし、総選挙で敗れたことに対する責任は共同で負わねばならない。自ら総裁選にでることはできない」 舛添氏は1日夜、森喜朗元首相との会談でこう述べ、出馬しない考えを伝えたという。国民的人気が高いことから、先の総選挙でも応援に引っ張りだこで、党内では「民主党に対抗できるのは舛添氏しかいない」(若手)などとの待望論も強まっていた。
1日付け読売新聞記事から。 大量落選で派閥必衰…「本当に自民壊れた」 衆院選での歴史的敗北を受け、自民党各派閥の勢力はそろって激減した。野党転落に伴い、将来の首相候補を担ぐという派閥本来の意義は一層薄まり、今後、衰退は避けられないとの見方が強まっている。 「小泉首相になって、構造改革路線を突っ走ったが、後継者の選択を誤ったこともあり、本当に自民党が壊れてしまった」 派閥領袖でありながら、落選の憂き目を見た山崎拓・前副総裁は31日、メールマガジンでこう心境を語った。自ら率いる山崎派の今後の運営については、周囲に「まだ白紙だ」と困惑気味に語っているという。 今回は派閥領袖7人(選挙前に引退した津島派の津島雄二・元厚相は除く)のうち、山崎氏のほか、町村信孝・前官房長官、伊吹文明・元幹事長が小選挙区で敗北した。 町村、伊吹氏は比例代表でかろうじて復活当選を果たしたが、党内では「派閥領袖は小選挙区当
今日になって、いきなり「八ツ場ダム」検索で 来場される方が増えた。この記事の関係みたいだ。 ダム問題が認知されることは、いいことだとは思う。 八ツ場ダムで検索してみても、ほとんどは現地に住んでもいねえ 反対派の記事で、推進派の記事はあまりない。 (反対派住民の「住民」は、 「現地に住んでいる民」という意味ではない。) 意見の対置という意味で、ささやかではあるけれど、 僕みたいなところの記事は ある程度の問題提起にはなるだろう。 ただ、ちょっと複雑な気分でもある。 できれば、選挙前に論点となってほしかった。 選挙戦では争点とならず、昨日になって 概算要求の件ででおおっぴらに語られるようになり 毎日・朝日あたりで現地のことについての大きな記事が出たが すでに中止を公約して大勝した民主党は 「ダム中止を掲げて勝った」と言い張っているという。 間違いじゃない。
「特別国会が召集されるまでの間、選挙戦への協力御礼を含めて、地元の活動に引き続き取り組まれるよう、強く要請します」 衆院選で初当選した新議員の一人は、岡田克也幹事長名で1日に一斉送付されたファクスに首をかしげた。 「『言わずもがな』のことをなぜわざわざ」 今回当選した新人・元職は195人。浮かれた表情で大挙して国会に押しかければ、4年前の衆院選の「小泉チルドレン」のようにメディアの餌食にされかねない。岡田氏は「自民党の二の舞いを演じるわけにはいかない」と考えたようだ。 だが、通達には岡田氏の別の思惑も透けてみえる。 小沢一郎代表代行、鳩山由紀夫代表、菅直人代表代行らはすでに各グループの新人議員に上京を控えるように促している。「屋上屋を架す」ような通達は、岡田氏の幹事長職への強い執着心の表れではないか。岡田氏は特別国会召集に先立ち、新議員に心構えを伝える集会を幹事長として招集することも決めた
衆院選大分1区で当選した民主党の吉良州司氏(51)のホームページ(HP)に一時、当選お礼のメッセージが掲載されていたことが1日、同氏の事務所への取材でわかった。公職選挙法は選挙結果のあいさつ文について、自筆をのぞき、文書や図画の頒布、掲示を禁じている。県選管は「公選法に抵触する恐れがある」と指摘している。 吉良氏の事務所によると、8月31日にHPに「吉良州司は当選を勝ち取ることができました。応援してくださった有権者の皆さん、支援者の皆さんのおかげです」などとするあいさつ文を、吉良氏の写真とともに掲載。外部から指摘を受け、同日中に削除したという。 同氏の事務所は、公選法に抵触するとは知らなかったといい、「慌ただしい中で確認不足だった。今後は気をつけたい」と説明している。
払った保険料の記録がなくなる「消えた年金」を巡り、民主党は一定要件下で本人の申し立てに基づき年金記録を元に戻す被害回復法案を提出する。原則として、社会通念上明らかに不合理でなければ、申し立てた内容を事実と認める。同党が与党となるのを受け内閣提出法案とするか、連立与党による議員立法とするかは今後詰める。提出時期は次期通常国会となる見通し。 消えた年金記録の訂正と被害回復を申し立てる先として設置された総務省年金記録確認第三者委員会は、証拠なしでも広く被害救済することを目的とするが、6月までの2年間で処理した約7万件のうち、訂正を認めたのは38%。特に、改ざんが問題となっている厚生年金については、昨年12月までに訂正を認められなかった9363件の9割以上は給与明細や賃金台帳などの直接的証拠がないケースで「審査が厳しすぎる」との指摘がある。 同党は、社民、国民新党と共同で、先の通常国会にこの審査基
1日に群馬県庁で開かれた衆院選当選者への当選証書付与式で、群馬2区で当選した民主党の石関貴史氏(37)が受け取りを拒否する一幕があった。 式に出席した石関氏は証書を渡そうとした県選管の高山昇委員長に対し「2区で証紙の張っていないポスターが多数あった。県選管に再三申し上げたが明確な回答がなかった」と述べ、他陣営の違反行為を指摘したことへの県選管の対応を批判。「責任をもって回答をいただきたい。納得のいく説明と合わせてあらためて証書をいただきたい」と話した。 高山委員長は「私たちは責任を持って事務をしている」と応じたが、石関氏は受け取らないままだった。 県選管によると、当選証書を受け取らなくても当選の効力に変わりはない。
元公明議員3氏の敗訴確定=「手帳持ち去り」訴訟−最高裁 元公明議員3氏の敗訴確定=「手帳持ち去り」訴訟−最高裁 公明党の矢野絢也元委員長宅から手帳を持ち去ったとした「週刊現代」の記事で名誉を傷つけられたとして、同党の元国会議員3人が発行元の講談社と矢野元委員長らに損害賠償などを求めた訴訟で、最高裁第3小法廷(田原睦夫裁判長)は1日、元議員側の上告を退ける決定をした。反訴していた矢野元委員長の訴えを認め、3人に手帳返却と300万円の支払いを命じた二審判決が確定した。 3人は元参院議員の黒柳明、大川清幸両氏と元衆院議員の伏木和雄氏。 一審東京地裁は2007年12月、3人の手帳強奪を認めずに講談社などに賠償を命じたが、二審東京高裁は今年3月、「家捜しをして無理やり持ち去った」と認定し、一審判決を取り消して請求を棄却。その上で、3人に手帳の返却と賠償を求めた矢野元委員長の訴えを認めた。(200
30日投開票の衆院選長野4区で落選した自民前職、後藤茂之氏派の選対幹部らは1日午前、運動員が逮捕されたことを受け、諏訪市城南1の事務所で記者会見した。五味武彦・選対本部長(70)は「迷惑をかけ、申し訳ない。警察の捜査に協力し、事実を明らかにしていく」と陳謝した。 同派では、運動員で建設会社社長の小泉修造容疑者(52)=諏訪市豊田=が公職選挙法違反(現金買収の約束、未成年者使用)の疑いで31日深夜に逮捕された。 選対によると、選挙カーから支持を訴える「車上運動員」に追加採用した3人のうち1人が19歳で、公選法で禁じる未成年だった。外部の指摘で公示翌日の19日朝に気付き、乗車をやめさせたという。面接の際、事務所側が説明不足で本人も事情を知らなかったといい、五味本部長は「短い期間とはいえ、運動員としたことは深くおわびする」と述べた。 ほかの追加採用2人は、同法が義務付ける選挙管理委員会への
民主党内の右翼分子、板橋区の土屋たかゆき都議が、先の衆議院議員選挙で、民主党推薦の候補の当選のために働かず、自民党公認候補の当選を許す行為をしたかどで除名になろうとしている(わだゆうさんHPより)。 それに対して、土屋たかゆき都議は「ファシズム」と批判しているがおかど違いも甚だしい。政党は結社の自由にもとづいて作られている。嫌なら好きな政党でも作ればいい。民主党と全く意見が違うのではないが、政治的良心から無所属やローカルパーティーに所属して頑張っている友人が私には何人もいる。嫌だったらそうしたらいい。都議なら、国会議員候補と違って、党の事務所維持資金が下りてくるわけでもない。党に所属するメリットなんかあんまりないはずだ。 彼が尊敬するであろう西村真悟氏は、改革クラブとして独立している。見習ったらどうだろうか。 彼は民主党草創期に、反社会党出身者のムードが漂う東京都連にとりいって都議候補にな
ヨーロッパの過去から今の日本に伝えたいこと 鳩山由紀夫氏の友愛精神――フィナンシャル・タイムズ 2009年8月19日(水)09:00 (フィナンシャル・タイムズ 2009年8月13日初出 翻訳gooニュース) ミュア・ディッキー東京支局長 汎ヨーロッパ主義を提唱し、欧州統合の理想を掲げたリヒャルト・ニコラウス・栄次郎・クーデンホフ=カレルギー伯爵の精神が、何らかの形でこの世に留まっているとしたら、目前に控える日本の選挙に大いに関心を寄せているはずだ。 クーデンホフ=カレルギー伯が欧州統合を唱えた1920年代の戦間期ヨーロッパと、いまの日本とでは、状況が違いすぎると思うかもしれない。しかし民主党の鳩山由紀夫代表は、このオーストリア貴族の思想の根底に横たわる政治哲学こそ、世界第2位の経済大国がいま必要としているものだと考えている。 オピニオン誌「VOICE」今月号(PHP研究所)で鳩
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