民主、2人目擁立 自民も人選検討へ 民主党県連は27日、福島市で常任幹事会(常幹)を開き、今夏の参院選福島選挙区(改選2)に現職の増子輝彦氏(62)=1期=のほか、公認候補をもう1人擁立することを決めた。3月末までに人選する方針。民主党の動きを受け、自民党県連も現職の岩城光英氏(60)=2期=以外の2人目の候補者擁立の検討に入る見通し。2人区の福島選挙区は今回、乱戦模様の展開となる可能性も出てきた。 民主党は、2人目の公認候補の人選を党本部主導で進める方針。県連の玄葉光一郎代表は常幹後の記者会見で、本県ゆかりの候補者となる可能性を示唆した。 党本部は、衆院に続いて参院での単独過半数確保に向け、複数議席の改選選挙区では2人以上の候補擁立を求めていた。会見で玄葉代表は「党の大方針があり、本県だけが例外になるわけにはいかない」と語った。 (2010年2月28日 福島民友ニュース)