民主党代表選で、投票権を持つ「地方議員」の資格を巡って、民主党籍を持ちながら投票権を与えられなかった群馬県の議員から反発の声が上がっている。 「地方議員」は、党本部への登録が必要で、県連役員会での全会一致の承認が必要だが、登録から外されたのは、労働組合の支援を受ける「労組系」が大半。県連は2006年に発覚した不正経理問題をきっかけに、労組系と保守系に内部分裂した経緯があり、再び対立が表面化した格好だ。 県連の中島政希会長代行によると、投票権を持つ地方議員11人は、5月末の役員会で決定。「総支部長から異論がなかった方だけを登録した。選挙の支援を巡って反党的行為もあったので仕方ない」と説明する。 しかし、07年の県議選で、民主党公認候補として当選した大沢幸一県議は「一方的に排除するやり方はおかしい。外された議員と対応を協議したい」と反発。別の労組系議員も「投票できないなんて知らなかった。許せな
◇富岡氏、店橋氏が追う 有権者の2割は態度未定 参院選は11日に投開票日を迎える。毎日新聞社は2~4日の3日間、県内の有権者に電話による特別世論調査を実施し、これまでの取材結果を合わせ、群馬選挙区(改選数1)の中盤情勢を分析した。自民現職の中曽根弘文氏(64)が全県で優位に立ち、民主現職の富岡由紀夫氏(46)と共産新人の店橋世津子氏(48)が追う展開となっている。ただし、有権者の2割弱が態度を決めておらず、今後、情勢が変化する可能性も残っている。【鳥井真平、奥山はるな】(全国の情勢は10、11面) ◆選挙区 中曽根氏は自民支持層の9割、公明支持層の6割強を固めた。文相、外相などを歴任して知名度が高く、無党派層の4割に浸透。また年代別では50代を除く全世代でリードしている。改選数が1減され、民主と自民の両現職が1議席を争う注目区となったが、中曽根氏は福田康夫元首相らの協力が功を奏し、全県で優
参院選本社世論調査(上) 読売新聞社が24〜25日に全国一斉に実施した世論調査などを基に参院選の序盤情勢を探ったところ、群馬選挙区(改選定数1)では、自民党の中曽根氏がリードし、民主党の富岡氏が追う展開で、共産党の店橋氏は浸透しきれていないことがわかった。比例選は自民党と民主党がしのぎを削り、みんなの党が追いかけている。ただ、選挙区で2割近くの有権者が態度を決めておらず、情勢は流動的な面もある。 中曽根氏は、自民党支持層と公明党支持層の9割以上を固めたほか、民主党支持層の2割強、無党派層の4割近くを取り込み、優位な戦いを進めている。職業別では、農林水産業の8割近くから支持を得ている。 富岡氏は、民主党支持層の6割以上を固めているが、昨夏の衆院選で民主候補に流れた無党派層の支持が1割強にとどまっている。職業別では、給与所得者への浸透で健闘している。 店橋氏は、共産党支持層の9割以上を固めたが
政治は「不条理」な世界だ。まっすぐ進もうと思っても、時には妥協や迂回を余儀なくされる。それでも常に正面から突き抜ける気概を持ち続けたい。少なくとも「気分はいつも直滑降」でいこう! 2010年2月24日:パート2 本日、自民党が出席していない国土交通委員会で質問に立った民主党の中島正純衆院議員が、「八ッ場ダム建設工事受注企業の献金問題」を取り上げた。 質問の中で、ダム関連工事を受注した業者から、群馬県内の自民党及び民主党の政党支部等に、(2008年までの3年間で)「合計約5000万円の献金」が行われていたことを明らかにしたとのこと。 献金を受けていた国会議員の中に、山本一太の名前もあった。 結論から言うと、これは事実だ。 八ッ場ダム関連工事を受注していることを把握していたわけではない。 が、結果として、10社を超える地元の受注企業から、献金をもらっていた。 全て、政治資金収支報告書に記載し
八ッ場(やんば)ダム関連工事を受注した業者が群馬県内の自民、民主両党の政党支部などに、06~08年の3年間で計4925万円を献金していたことが24日の衆院国土交通委員会で明らかになった。民主党の中島正純氏が国交省、群馬県の資料と県に提出された政治資金収支報告書をもとに分析した資料を示し、前原誠司国交相に調査を要求。前原氏は「できる限り調査したい」と答弁した。 中島氏によると、01~08年度に国や群馬県が発注した同ダム関連工事(100万円以上)のうち、264件を受注した業者が自民と民主の同県内の選挙区支部や職域別支部など計22政治団体に献金していた。内訳は自民党が19、民主党が3。献金額は代表者が国会議員(元職を含む)の団体は自民が7団体で1370万~60万円、民主が1団体で24万円。県議や首長(同)では自民が12団体で765万~13万円、民主が2団体で32万円と30万円。最多は自民の上野公
前原誠司国土交通相が建設中止を表明している八ツ場(やんば)ダム(群馬県長野原町)の建設工事受注業者が平成20年までの3年間で、自民党国会議員らが代表を務める同県の党支部などに総額約4925万円の政治献金をしていたことが24日、分かった。同日午前の衆院国交委員会で民主党の中島正純氏が指摘し、総務省も認めた。 中島氏によると、受注業者から献金を受けていたのは、自民党の現・元職の国会議員7人や地元自治体首長らが代表者の党支部など22団体。このうち自民党国会議員が代表の党支部などへの献金は総額3182万円だった。最も献金が多かったのは上野公成元参院議員(元官房副長官)が代表の党県住宅都市産業支部で1370万円。中曽根弘文前外相の党県参議院第1支部も604万円、小渕優子前少子化担当相の党県第5区支部も500万円の献金を受けていた。 中島氏は「政官業の癒着があったと思わざるを得ない」と述べ、早期建設中
官房副長官などを務めた上野公成元参院議員(70)は22日、前橋市内で後援会の会合に出席し「元気、意欲は十分ある。何とかお役に立たせていただきたい」と述べ、今夏の参院選への立候補に意欲を示した。上野氏は近く渡辺喜美衆院議員が代表を務める「みんなの党」側と会談予定で、最終的な意思決定は「(国の)予算が3月末に成立してから」と話した。 上野氏をめぐっては、参院比例代表で民主党から立候補する小寺弘之前知事(69)への対抗馬として、自民党県議の一部が比例での擁立を模索したが、自民党県連は党本部の「70歳定年制」を厳守し、上野氏の擁立を見送った。同県連は22日までに、群馬で選挙区に絞って戦う方針を決めた。 上野氏は、みんなの党からの出馬は「選択肢の一つ」との考えを示した。【奥山はるな】
就任後、初めて八ッ場ダム建設予定地を訪問した前原国交相(右)。それから4カ月、懸案だった住民との対話が実現する=昨年9月23日、長野原町で 八ッ場(やんば)ダム(長野原町)建設中止問題をめぐり、前原誠司国土交通相との意見交換会の二十四日開催が正式決定したことを受け、地元のダム水没関係五地区連合対策委員会の萩原昭朗委員長は、鳩山政権が掲げるダム中止方針の撤回を求める気持ちに変わりがないと断言した。長野原町の高山欣也町長も「ダムを造らないという政策判断は許されない」と強調。地元はあくまで「建設継続」で一貫していると言い切った。
小寺さんが民主党で出馬? うわさはあった。ただ「これだけはないだろう」と思っていた。驚かされた。 「コンクリートから人へ」これがスローガンの民主党だ。 小寺さんは「コンクリートのかたまり,八ツ場ダム」を推進してきた。 知事在任期間16年の間にどれくらいの県税をつぎこんできたのだろうか。われわれの貴重な税金である。 金額はあいまいだが小寺さんに聞けば分かるはず。計画から今までを一番よく知っているのは小寺さんだからである。 小寺さんの信念でここまでやってきた。それを前原大臣が『中止』宣言した。小寺さんくやしかったろうな、そう思ったのが「これだけはないだろう」の理由だ。 小寺さんの貴重な足跡を全面否定する政党からの出馬、これは並の人間には理解できない。 家をつくり始めて完成間じかになったところで、壊すと言った人がでてきたらいっしょになって壊すのでは道理が通らない。並の人ではない。 八ツ場ダムを中
18日午前10時20分頃、群馬県長野原町林の八ッ場(やんば)ダム関連工事現場で、建設中の橋脚「湖面2号橋」(高さ約85メートル)からクレーンを使って地上に鉄製パイプ(直径5センチ、長さ1・3〜1・9メートル)約20本を降ろす作業中、パイプが突然落下。地上で作業していた同県高崎市箕郷町西明屋の土木作業員丸山正喜さん(49)に直撃し、丸山さんは即死した。 長野原署の発表によると、事故当時、橋脚上では約30人が作業し、地上では丸山さん含め2人が、束ねられたパイプをほどく作業をしていた。もう1人の作業員にけがはなかった。同署では何らかの原因でパイプを束ねていたワイヤがほどけて落下したとみて、詳しい事故原因を調べている。 同橋は、将来のダム湖を横切る県道が通る予定で、4本の橋脚から徐々に橋を延ばしていく独特の工法で進められている。前原国土交通相のダム建設中止表明後、巨大な十字架が並んでいるような光景
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