めぐみちゃん、こんにちは。元気ですか。夏の酷暑がようやく和らぎ、少しずつ秋の気配を感じるようになりました。43年もの忍耐の日々が続き、今年も気付けば9月です。本当に、いつになれば、すべての拉致被害者が帰国できるのかという怒り、情けなさ、もどかしさと向き合いながら、一生懸命、拉致事件の解決を呼びかけています。 今、日本では大きな政治の動きがあります。拉致問題の解決を最優先、最重要課題に掲げてきた安倍晋三首相が辞任され、拉致問題を担当する菅義偉(すが・よしひで)官房長官が首相に就任されました。 私たちはこれまで、十数代にわたるすべての政権を心の底から信頼し、被害者救出を託してきました。それは今後も変わりません。無慈悲な国家犯罪で連れ去られた子供たちに、祖国の土を踏ませる最後の決め手は、政治のゆるぎない決意と行動力に他なりません。 9月はお父さんやお母さんの記憶に刻まれた月です。平成14年9月1
中学1年生だった横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されてから、15日で42年になります。母親の早紀江さんがNHKのインタビューに応じ、「一刻も早く、家族が元気な間に子どもたちを取り返してほしい」と話し、肉親との再会を強く求めました。 当時13歳だっためぐみさんは、先月、55歳の誕生日を迎えました。 母親の早紀江さん(83)は、拉致から42年がたつことについて、「日本の国家が何をしているんですかという気持ちです。家族はずっと変わらず、一瞬一瞬、つらい思いをして、それを抑えながら、倒れないように、泣かないようにして元気を出していかなきゃと、そういう思いでいます」と心境を語りました。 14日に87歳になった父親の滋さんは、去年から入院生活が続いていますが、めぐみさんの写真を毎日見ているということで、早紀江さんは、「めぐみの弟の哲也が『めぐみちゃんも頑張っているから、待っていてあげなきゃだめだよ』と言う
北朝鮮による拉致被害者らの家族が現状を伝える「拉致問題を考える川口の集い」(川口市主催)が十二日、同市内で開かれた。三百人の聴衆を前に、家族会代表の飯塚繁雄さん(80)は「解決しなければいけないという世論が一番必要」と支援を呼び掛けた。 飯塚さんは、同市出身の拉致被害者田口八重子さん=失踪当時(22)=の兄。「失踪から四十年もたっているのに、家族として政府にお願いしかできない」と心情を吐露した。
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