全国書店員の投票で決まる「2022年本屋大賞」のノミネート作品が20日発表され、第166回直木賞に決まった米澤穂信さんの「黒牢城」(KADOKAWA)など10作品が選ばれた。大賞作品は4月6日に発表される。 対象は令和2年12月1日から3年11月30日の間に刊行された日本の小説。 ◇ ノミネートされた10作品は以下の通り(敬称略、作品名五十音順)。 青山美智子「赤と青とエスキース」(PHP研究所)▽知念実希人「硝子の塔の殺人」(実業之日本社)▽米澤穂信「黒牢城」(KADOKAWA)▽小田雅久仁「残月記」(双葉社)▽一穂ミチ「スモールワールズ」(講談社)▽朝井リョウ「正欲」(新潮社)▽逢坂冬馬「同志少女よ、敵を撃て」(早川書房)▽町田そのこ「星を掬う」(中央公論新社)▽西加奈子「夜が明ける」(新潮社)▽浅倉秋成「六人の嘘つきな大学生」(KADOKAWA)
めぐみちゃん、きょうも元気に過ごしていますか。光の矢のように時は過ぎ、また新しい年を迎えました。めぐみたちに祖国の土を踏ませたい。心の底からそう願いながら、事態は進まず、無為に時が過ぎる悔しさ、怒り、むなしさが積み重なるのを感じます。 新型コロナウイルスの災厄は収まりません。食事や医療など北朝鮮の過酷な状況を思うとき、あなたの身が心配でなりません。 昨年は大切な方がまた1人、天に召されました。拉致被害者家族会の2代目代表を14年務めた飯塚繁雄さんが83歳で亡くなりました。お父さんが平成9年に初代代表に就きましたが、病や老いで体力が限界を迎え、19年、その責を引き継いでくださいました。 飯塚さんは凜(りん)として私たちの先頭に立ち、国民、世界中に向けて解決を訴え続けました。自らの病、老いに全身全霊で立ち向かい、妹の田口八重子さんの救出を願い続けました。田口さんの長男、飯塚耕一郎さんを引き取り
昭和52年に新潟市で行方が分からなくなって以来、情報がなかった横田めぐみさん(57)=拉致当時(13)=について、平成9年1月21日、驚くべき証言が横田家にもたらされた。「お嬢さんは北朝鮮にいる」。あの日から25年。議員秘書、大学助教授、支援組織関係者…。細い糸を手繰り、「一筋の光」(早紀江さん)を届けた人物たちが産経新聞の取材に応じ、当時の経緯や、なお解決を見ない現状への思いを語った。 泣き腫らした目「途中で泣いていたのだろう。滋さんの目は、赤く腫れていた」 9年1月21日、参院議員会館を訪れためぐみさんの父、滋さんの様子を、兵本達吉さん(83)はそう回顧する。 共産党所属の参院議員の秘書として、北朝鮮問題を調べていた兵本さんはこの面会の直前、電話で「お宅のお嬢さんが、北朝鮮に拉致され、北朝鮮で生きているという情報がある」と伝えていた。「え…」。滋さんは言葉を失ったという。 昭和52年1
立憲民主党の小川淳也政調会長は20日、文化審議会が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産の推薦候補に選んだ「佐渡島の金山」について、「わが国の歴史的な文化遺産なので、きちんと価値を認め、国際社会に認知してもらえるように推薦を決定するのが望ましい」と述べた。国会内で記者団に語った。 小川氏は、韓国が「韓国人の強制労働の被害現場だ」として推薦見送りを主張していることを念頭に「歴史問題はきちんと向き合うべき課題だ」と前置きしたうえで、「それとは区別」するよう主張した。城井崇政調会長代行は「江戸時代における金山としての文化的な価値に着目した話なので、他国からの指摘は時代がずれている」と強調した。
岸田文雄首相(矢島康弘撮影)文化審議会が昨年末、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産の推薦候補に「佐渡島の金山」(新潟県)を選んだことで、岸田文雄内閣の外交姿勢が問われる事態となっている。「韓国人の強制労働の被害現場だ」と主張し、推薦見送りを求める韓国の主張を岸田内閣ははね返し推薦できるか。それとも波風が立つのを避け、先送りを図るのか。 「登録を実現することが何よりも大事だ。そのために何が効果的なのかをしっかり検討していきたい」 岸田首相は18日、記者団にこう語った。ただ、政府は2月1日に推薦期限が迫る中でこれまで明言を避けており、地元からは「棚上げや先送りはしないでもらいたい」(花角英世知事)との声が上がっている。
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