日本共産党奈良県委員会と宮本岳志衆院議員は13日、世界遺産に登録されている平城宮跡の埋め立て、舗装工事の即時中止を政府に要請しました。 舗装工事が進められているのは第1次朝堂院広場で、東京ドーム1個分の約4万5千平方メートルの草地を「整備」するもの。県民や奈良市民への説明もなく、突然強行され、県内外で抗議と怒りが広がっています。 伊藤えみ子衆院1区予定候補と党奈良県議団などが国土交通省と文化庁に要望書を提出。文化庁には埋め立て・舗装で木簡など地下の埋蔵文化財が壊れる恐れがあり、すでに行っている現状変更許可を取り消し、工事を中止するよう求めました。 文化庁への要請で、事業にあたり独自の地下水影響調査は行っていないことが判明。宮本氏は「文化庁から舗装事業を促進することは納得できない」と厳しく指摘しました。 国交省も「地下水はモニタリング(監視)をしているが、今回の工事について地下水調査はやって