怪作列伝:仁川(インチョン Inchon) 朝鮮戦争を背景にした史上最大の怪作(その1) 怪作列伝No.48 2008.06.02 10:18 ペニウェイpennyway 韓国映画で観客数1000万人突破の2番目の主役となった「ブラザーフッド(韓国語原題:太極旗なびかせて)」を覚えているでしょうか? イケメン張東健(チャン・ドンゴン)と元斌(ウォン・ビン)を押し立ててハリウッド映画に劣らぬ実感あふれる戦闘シーンを演出して興業に成功した姜帝圭(カン・ジェギュ)監督のこの作品は、実に久し振りに制作された6.25(朝鮮戦争)を素材とした戦争映画として大きな脚光を浴びた作品でした。 事実、ドラマ的構成として見た時にはお粗末極まりない「ブラザーフッド」があのように関心を集めることが出来たのは、その間「朝鮮戦争」を素材にした映画の中では見る事の出来なかった「スペクタクル」な姿を見せてくれた唯一の作