記事一覧 拉致問題解決策「学校でも考えて」 救う会福井会長が特別授業 (2014年12月2日午後5時10分) 特定失踪者を扱った紙芝居に見入る児童たち=2日、福井県若狭町三宅小 拉致・特定失踪者問題に理解を深めてもらおうと、若狭町三宅小で2日、特別授業が行われた。救う会福井の池田欣一会長(91)が「北朝鮮に連れていかれた人たちを助けるために、みんなで相談して何か手伝ってほしい」と5、6年生36人に呼び掛けた。 池田会長は「北朝鮮は多くの日本人をさらっていった人さらいの国」とし、「(警察が認定している)883人は帰国することを待っている」と強調した。 その上で「どうしても助けてやりたい。署名活動や首相への手紙など、学校でできることを考えてほしい」と訴えた。 池田会長の話に先立ち、特定失踪者を題材にした紙芝居「ヒロヒサじいちゃんと春夫さんの春はいつ来る」を、上野庄一校長が感情を込めて披露