北朝鮮のテレビ、今も礼賛一色 金総書記死去1カ月2012年1月18日0時7分 北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の死去から1カ月となった17日、朝鮮中央テレビが通常より早い午前9時から金総書記に関する番組を相次いで放映するなど、哀悼と礼賛のムード一色になっている。 同テレビの通常の放送開始は午後5時だが、16日夜に17日午前9時からの開始を予告。金総書記をたたえる歌や総書記の活動を伝える番組が放映され、金総書記とともにいる後継者の金正恩(キム・ジョンウン)氏の映像も流れた。 朝鮮中央放送は同日、朝鮮職業総同盟の2人の部長のインタビューを放送。2人はこの1カ月で「金総書記への思慕の念がさらに深まり、強くなっている」などとしたうえで、「金正恩同志の指導に従い、金総書記の生前の志を必ず成し遂げる」と強調した。 中央テレビでは故金日成(キム・イルソン)主席と金総書記がともに活動している映像も