芥川賞の選考委員を務めている東京都の石原慎太郎知事は18日、「全然刺激にならない」として、今回限りで選考委を辞退する考えを明らかにした。 石原氏は報道陣に対し「いつか若い連中が出てきて足をすくわれる、そういう戦慄を期待したが、全然刺激にならないからもう辞めます」と語った。 石原氏はこれまで若手作家に関し「自分の人生を反映したようなリアリティーがない。(作品に)心と身体、心身性といったものが感じられない」などと語り、今月6日の知事会見では「苦労して(同賞候補作を)読んでますけど、バカみたいな作品ばっかりだよ」と話していた。 ただ、今回受賞した田中慎弥氏が「都知事閣下と都民各位のためにもらっといてやる」と語ったことについて、石原氏は「皮肉っぽくていいじゃない。むしろ彼の作品を評価していた」と述べた。 芥川賞主催の日本文学振興会によると、石原氏は平成7年から選考委を務め、今回の選考は石原氏を含め
東京都の石原慎太郎知事は報道各社の新年インタビューで、東京や日本への思いや、歴史観を語った。 --今年、優先的に取り組みたい施策は 「そんなものは取り立ててないね(笑)。ただ今年は本当にやっかいな年。世界全体が鳴動するね。大きな歴史のうねりと温暖化、EUの経済的失敗の3つの問題。大きな歴史背景のなかで、日本は、東京はどうするか。日本のダイナモ・東京も相当頑張らないとね」 --今の日本の問題は 「戦後日本をよくしたのも悪くしたのも官僚。昔は軍が官僚に対する非常に強いテーゼとしてあったが、今の官僚は自分が軍になってしまった。政治家がそれに迎合している限り政治は合理化されず、どんどん無駄がかさみ、負担が国民に回っていく。そういう体制をつくったのは自民党。だから僕は自民党を辞めた」 --昨年は出馬表明直後に震災があり、4期目が始まった。振り返ると 「感無量って言えばいいのか(笑)。だいたい、僕は1
金正日の後継者になれなかったこの長男については、もはや今後の朝鮮半島情勢やそれを取り巻く国際情勢、在日の人権・生活などの重要な諸問題とは基本的に関係がなく、そのキーマンとなる事もないので相手にする必要はない(くだらない事に悪用しようとする人間は多いだろうが)のだが、彼に関係して最近の日本のマスコミを賑わしているいくつかの話題について言及しておきたい事がある。 ・朝鮮日報の捏造報道が日本で拡散中 東京新聞の編集委員・五味洋治が金正男とやりとりした記録が本になって文芸春秋から出るという。この五味という男については現代コリア研究所に出入りしているような人間であり、主張している意見・見解も筆者とは大いに異なるのであまり好きになれない。が、その金正男の本の内容についてちょっとしたデマが日本と韓国で流されているのでそれについては正しておかねばならないだろう。 五味洋治の本の事もあって色々と金正男の事
産経新聞の記事で名誉を傷つけられたとして、民主党の辻元清美衆院議員は19日、産経新聞社などを相手取り、3300万円の損害賠償と謝罪広告の掲載を求める訴えを東京地裁に起こした。 訴状によると、産経新聞は昨年3月16日付と21日付の朝刊で、辻元議員が阪神大震災の際に「被災地で反政府ビラをまいた」と指摘する記事などを掲載。辻元議員側は「内容虚偽の違法な報道で社会的評価を低下させた」と主張している。 産経新聞社広報部の話「訴状の内容を詳細に検討した上で、対応します」
原発の運転期間が最長60年になる見通しが17日に示された。 政府は6日に、原発の運転を40年以上は認めないとする原子炉等規制法改正案の骨子を発表していたが、例外として認められる延長期間の上限を20年とする方針が、新たに示された結果だ。 国内で普及し始めている新鋭の改良型原子炉に対して40年は短すぎた。寿命60年を可能とする運転延長期間の設定は妥当である。現実を踏まえた安全規制の強化策として評価したい。 画一的な「40年廃炉」には問題が多かった。40年しか使えないのであれば、新規建設の原発は40年持てばよいという発想と経済原理の下に建造され、管理されることになりやすい。これでは安全性向上を目指すことで逆に脆弱(ぜいじゃく)な原発を生むことにもなりかねない。 また、途上国に日本製原発を輸出していくに当たっても、国内寿命が40年であれば、堅牢(けんろう)性に疑問を抱かれよう。 優秀な原発を海外に
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